私共スタッフは最近、フィルムの供給があるありがたみを強く感じています。
マニピュレーションが出来るフィルムを作って欲しいというサイト”Manipulable Instant Film” (当サイトにも設立されたMaireadさんからメッセージ をいただいております)が「ポラロイドフィルム生産終了」発表前からありました。
(SNSでは既出ですが)その声はオランダ工場の方々に届き「どこかにマニピュレーションができる薬剤が残っていたはずだ」と倉庫の棚から探し出し、半ば上に強制的に「作らせて欲しい」と懇願し、作られたArtistic TZ Instant Film。
そして多数の方からの請願書による切望を聞いたポラロイド社と第三供給源となる会社が動き再供給のピールアパートフィルム。
捨てられてしまう可能性もあった薬剤を皆さんの声がフィルムをもう1度作る形にしたのです。
補足ですが"かなり有力な会社がポラロイド社と話し合いについた"との情報は春にありました。ただこの頃から今に至るまでこの社名はシークレットのままです。その為、どこかが何らかの発表があるまで待っていた訳です。いつこの企業名発表かの話もこの頃から本家と話をしいて、予測は持っていますがこれは発しません。予測の域を出ない為です。発表があるまで待ちます。フィルムの存続を願えばこその「暗黙の了解事項」ですのでご了承下さい。
ポラロイド社側は「来年の初めまでは供給ができる、だがその後は同じ製品が作れるかはまだ第三者との秘密である」としています。この秘密が漏れ、話が立ち消えるのでは悪い結果になるので、今は詰めない方が得策と判断します。よほどデリケートな話であることが汲んでとれるからです。
今はそれよりもオランダ工場の方々が作ってくれた新しいTZフィルム、供給が再開されているピールアパートが使えることを素直に喜びたいと思います。作っていただいている方々へ感謝の気持ちを込めながら。
私達ポラロイドユーザーがそれを楽しく使っていることをもっと大勢の方々に知っていただきたいと思います。
またみなさまの声が届いてなされた結果であることも事実ですから、これは嬉しいことで私達は新たに600フィルムへの活動の糧にしたいと心に強く思っています。

ピールアパート再供給のニュースをSPJスタッフ友人を介しご提供いただいたサンダー氏は「何故、このニュースを素直に喜べない人達が(国内外)いるんだい?そういう意見を聞くのは残念だよ。」と言っています。
SPJは喜んで感謝を述べさせていただきました。ポラロイド社にも作っていただいていることに素直に感謝を表したいと思います。
私達はポラロイドが好きです。フィルムも愛おしいほど好きなのです。重要なアイテムなのです。だから600フィルムの生産もお願いしたいのです。
追記:Save Polaroid Koreaと相互リンクさせていただく運びとなりました。アジア圏でのタッグはXPOLAROID(SAVE POLAROID.comの中国グループ)に続き2ケ国目になります。共に終焉阻止に向けこの活動を広げて行きたいと思います。