さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

バレラ引退

2007-10-08 23:46:04 | マニー・パッキャオ
パッキャオ、バレラに判定勝ち。
意外に?大差がついてる判定もありました。
WOWOWの実況解説陣が、デラホーヤ対メイウェザー戦の件もあって
「ホントに自分たちの見たとおりの判定が出るだろうか?」と
疑心暗鬼になっているのがちょっと笑えましたが...(^^;)

試合ですが、バレラは立ち上がり、パッキャオの出鼻に強い右を
合わせる構えだったので、これ打ち合いになるなと思ったのですが、
バレラは割と早々に、ジャブ当てては斜め後方へ下がる形に切り替えました。
パッキャオの踏み込みからの左ストレートをよく警戒してはいましたが、
やはりところどころで食って失点を重ねた形でした。

試合後、引退表明があったそうですが、考えたらこの選手も長いですね。
最初は川嶋郭志の王座を狙う選手としてその名前を知ったわけですが、
その頃から今までずーっと、世界のトップクラス。色んな試合がありました。
あれやこれや、語り出したら夜が明ける、という感じです。
スーパーフェザー級での闘いは、体格的に無理を感じることもありましたが、
それ以前は王者の品格と、倒し屋の怖さを兼ね備えたスーパーチャンプでした。
いずれ去るときが来るのは当たり前にしても、やはり寂しいものです。


さて、対するパッキャオですが、ちょっと不調だったのかもしれません。
左ストレートを外されたときのパッキャオは、リズムに乗れない面があるのでしょう。
今後の展開は何も知りませんが、ファン・マヌエル・マルケスとの再戦があるならば、
今日の試合の調子では厳しいかもしれませんね。


さて、生中継があった好カード、木村章司対三浦数馬はドローに終わったようですね。
これも結果知らずで見ようと思っていたら、うっかりネットで見てしまいました(^^;)



コメント (4)
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ひさびさの観戦でした

2007-10-07 01:04:23 | 高山勝成
ということでほぼふた月ぶりの観戦でした。
府立体育館地下にて、石田順裕vsハビエル・ママニ戦と
高山勝成再起戦を見てきました。

石田はクレイジー・キムに逆転KO勝ちしたママニに
3-0判定勝ちを収めました。
両者、フェイントとジャブの応酬で立ち上がりまして、
すごくレベルの高い攻防に場内緊迫。

しかし徐々に石田が長くて速い左ジャブから右ストレート、アッパーを決め、
守っては、巧みに距離を取ってママニの反撃を外してはリターンジャブを決める、
このパターンを最後まで維持して、ママニを封じきりました。
いつになく気合いの入っていた石田、見事な勝利でした。
この試合だけで、今日はおなかいっぱい、という感じでした(^^;)

高山勝成はファビオ・マルファをワンサイドに打ちまくって、
こちらも3-0判定勝ち。
しかし、長い興行だったので、最後は見てる方も疲れ気味でした。
これ以上ないタイミングでカウンターを決め、連打で打ちまくり、と
終始優勢だった高山でしたが、やはり倒せないのがつらいところですね。
もっとも、相手が強いときなら、高山の良さはより光るのですが...。

今後はライトフライ級も視野に入れて世界挑戦を目指すようですが、
カメ1の後釜に座ったWBA王者ファン・カルロス・レベコなんか、
ターゲットとして面白いのではないかと思います。ていうか、見てみたい(^^)



さて、家に帰ったあとはG+の録画を観戦。
河野公平vsエデン・ソンソナ戦をとりあえず見ました。
見終わって、てっきりソンソナの勝ちだと思っていたら、
開けてビックリ玉手箱、でした...(;-_-)ノ

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比国旋風やまず

2007-10-04 00:04:29 | 海外ボクシング
フィリピンから、4人目の世界王者誕生
フィリピン旋風やまず。すごいですねー。

「日本人にコーヒーの味とボクシングを教えたのはフィリピン」てのは
安部穣二センセのお言葉でしたっけか。
とにかく、アジアのボクシング大国はますまず勢いづいているようです。

WBOミニマム級新チャンピオンのドニー・ニエテスについて
詳しくは知りませんが、おなじみのロデル・マヨール、イオカ・ゲホンが敗れてなお、
IBF王者フローランテ・コンデス(ラフだけど、パンチは底抜けです)に続き、
世界を狙えるホープがまだいること自体が驚きです。

来週には御大マニー・パッキャオが、マルコ・アントニオ・バレラと再戦しますが、
試合の度に、世界的注目を集めるスーパースターの存在が突出しているだけでなく、
フィリピンのボクシング界には、チャンスさえ与えられれば、それをモノにするだけの
実力のあるボクサーが多数存在したわけです。いわば、土壌があったのですね。

音楽の世界ではビートルズや、ニュー・ロマンティックス・ブームの頃に
ブリティッシュ・インヴェイジョン」という現象がありましたが、
さながら今の米国ボクシング界では「フィリピーノ・インヴェイジョン」とでも
言えそうな現象が起こりつつあります。

今、世界ボクシングのメッカたる米国で、生き生きと活躍している
フィリピン・ボクサーたちを見る度、羨ましく思います。
日本にも「この選手なら米国のリングでも戦える」と思える選手はいますが、
やはり散発的に、更に言うなら突然変異的に出るだけ、という感は否めません。
「ジャパニーズ・インヴェイジョン」は、ボクシングの世界では、
どう見ても非現実的な夢ですね。


さて、パッキャオvsバレラですが、週明けまで情報シャットアウト作戦を展開して
WOWOWを見るつもりでいます。
最近、生観戦の機会が激減しているので、結果知らずでボクシングを見るための
数少ない機会でもあります。

もっともそれを言い出すと、来週木曜日の試合もそうなのですが...
こちらは、どうも、素直に楽しめるかどうかわかりませんね。

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イーグル、凱旋試合...?

2007-10-01 22:29:33 | タイ国ボクシング
イーグル、母国で防衛戦
相手は1位オーレイドンです。

今までは日本でのみ闘い、母国ではそのことを指して批判的なことも
言われたことがあるらしいイーグルですが、スポンサー撤退により
ついに母国での世界戦となりました。ええのか悪いのかわかりませんが...。

相手の実力がどうなのか、勝ち負けは、という話ももちろんですが、
当日の試合、またはそこに至るまで、イーグルが母国においてどのように扱われ、
どういう雰囲気の中、リングに上がるのかにも、興味があります。
というか、多少心配でもありますね...通常の意味で「凱旋試合」として
盛り上がって、幸福な結末になればいいのですが。




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