寺地拳四朗、地元の城陽市役所などに、感染症対策の応援品を寄贈、というニュース。
後援会長の言のとおり、勝ち続けていれば今頃、防衛回数が二桁に迫っていたかもしれない最強王者、寺地拳四朗のキャリア停滞は、井上尚弥のそれと同様に、新型コロナ渦に対する恨みが募るものです。
そもそも、実力の割に不遇、という度合いでいえば、歴代でも徳山昌守に匹敵するか、それ以上か、と思うくらいの王者なのに、そこへ持ってきて、という。
最近は関東圏のリングで闘い続けている拳四朗ですが、それこそ大阪や京都の郊外都市でも試合開催などは難しいのでしょうかね。
もっとも最近、重症者数では大阪の方が、東京を上回っていますが．．．。
対戦相手については、国内に文句なしの強敵がいるんですから、何とかならんものか、と思います。
こういうときだからこそ、普通では組みにくいカードを組めば、大きなトピックになる可能性はあるし、それも業界のやり方、売り方次第、さらにいうなら「姿勢」の問題だという風にも思うんですが．．．。
結局、個々のご都合で、それぞれに手の届く範囲内でしか動けない人たちばかりだし、というところなのでしょうけども。
いずれにせよ、本当にもどかしい時期が続きますね。
あれだけの内容であれだけ防衛してんのに、いまだにピンでメインで世界戦やらせてもらったことが１度もないという・・・
・・・・もうプロ選手としてこれ以上どうしろってんだって状況ですしねえ（悲悶
・・・いや本当に、
もう井上も渡米できないってことで、カシメロ戦から何もかも流れてしまったわけで、
もう日本の世界王者は、日本の世界ランカーたちとの対戦を真剣に考えないことには、
もう年内どころか来年になっても見通しなんて全く立たないんじゃ？？
中谷潤なんて、日本とフイリピン両方の渡航制限が緩和されるまで延期って、
・・・・・それっていつになるのか全くわかんないってことじゃんかと（焦悶
・・・だから、
井上ｖｓ栗原！！、ケンシロウくんｖｓ久田！！
京口ｖｓ堀川！！、岩佐ｖｓてっしー！！
井岡選手ｖｓ田中！！
そして村田ｖｓ竹迫！！☆
・・・・とかも可能性として結構本気で考えていかないことには、
真面目にもうこの全員、今年１試合もできないで終わりかねないんじゃなかろうかと。
だってコロナ騒動に振り回されて、
気づけばもう今年なんてあと４か月ちょっとしかないんだし（身悶
井上の渡米の話は、やっと動き出したと思ったんですが、どうなんですかね。相手変えてでもやる、というのがトップランクの意志のようですが。
国内の例示されたカードについては、同感です。事ここに至って、こういう意見があちこちから上がらないことが不思議です。まあ皆さん、諦めてはるんでしょうけどもね。
ライトフライについては、王者同士でやってもらいたいですね。コンテンダー諸君は、トーナメントで争ってもらうと。久田、堀川に加え、矢吹も当然。グリーンツダのタノンサック・シムシーも入れて欲しいところですが。
で、これらの試合をメインとセミに組み込んで、という形で売る。
勝ち上がったコンテンダーと、王者対決で負けた方の対戦があっても良し。
こんな感じでやれたら、否応なしに盛り上がると思うんですけどね。
世間の需要は分かりませんが、華と実力ある選手がこれだけ揃えば、井上と村田がいなくても宣伝次第で地上波コンテンツとして成り立つ、と思いたいです。というか成り立たせて欲しい。テレビ局頼みではありますが、世界戦を組むのが難しいこの状況を機に、日本タイトル、地域タイトルのコンテンツ価値を高めて欲しいです。
年末興行、ですか。確かにここのところ、独走状態とでもいうか、関東ローカル深夜録画とはいえ、月二回のペースで再び走り出してますね。それを見据えて、なのだとしたら、細かいことは抜きにして、足向けて寝られん、というノリですが（笑）。
メインがそういうカードになるしか、今のところ道は無いように思いますけどね。ＴＢＳにしたら、井岡ー田中恒成をやるのに手一杯で、京口のために拳四朗を引っ張る余裕もないような気がしますし。もしこの推測が外れだったら、違う話もあり得る．．．のでしょうか。
他の世界戦は本当に難しいですね。村田にせよ、伊藤雅雪にせよ、相手を呼べないんではどうにも、です。
コンテンツの価値向上は．．．きついようですが、散発的に頑張ってみても無理でしょうね。継続的に、業界を挙げての根本的な方針転換をした上でのカード提供が行われて初めて、評価を受ける段階に進めるかどうか、でしょう。もちろん、その実現を心底から希望しますが．．．。