大晦日に横浜文化体育館で内山高志vsホルヘ・ソリス、
セレスティーノ・カバジェロvs細野悟のダブル世界戦開催だそうです。
確か大晦日は井岡一翔もやるという話だったはずですが、
どうやらまだ確定ではないらしいです。
大晦日のTV各局の編成が固まるのはまだ先なんでしょう。
いずれにせよ井岡の試合は大阪なので見に行こうかと漠然と思っていましたが、
大晦日にぶつかってしまうようだと、両方見ようと思うと、家でTV、となってしまいますね。
さすがに放送時間まで重なるようなことはしないと信じたいですが...。
しかし遂にセレスティーノ・カバジェロが来日しますか。
スーパーバンタム級時代の、一番良い時に見たかった気もしますが、
今でも充分強いでしょうし、ちょっと無理のあったスーパーフェザーから
ひとつ落として王者になり、初防衛ということで、改めて巻き返しを期すところ、
気合いも入っていることでしょう。強打の細野が挑むということもあり、楽しみです。
ホルヘ・ソリスは、まあちょっとむかつく奴やな、とは誰もが思うところでしょうが(^^;)
ガンボアには完敗したものの、やはり巧いし、実力は確かな選手でしょう。
ブランク明けの内山としては、やはり強敵ではないかと思います。
なんとか生中継で見たいものですが...どうなりますやら。心配です。
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エルナン・マルケスvsルイス・コンセプションの再戦は、マルケスが初回KO勝ちで
強打コンセプションを返り討ちして防衛成功とのこと。
コンセプションは今までさんざんやってきたことを、キャリアの中で最も大事な試合で
宿敵マルケスにやられてしまったことになりますね。
WOWOWで放送あるのかどうかわからないのでネットで探してみますかね。
コンセプションvsデンカオセーン戦、誰の都合を斟酌したのか知りませんが、
とうとう放送しませんでしたものね。私はネットの小さな画像で生中継を見てましたが...。
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アルゼンチンの名匠アミルカル・ブルーサ死去。89歳とのこと。
でっかい身体のおじいさんで、あのカルロス・モンソンを指導した名匠。
南米の名選手を任されることが多く、私はアントニオ・エスパラゴサが
杉谷満とやったときの印象が非常に強いですね。
ラウンド開始のとき、コーナー越しに、椅子に腰掛けた選手を持ち上げて立たせてやり、
「はい、行っておいで」てな感じで送り出す光景が目に浮かびます。
最近では帝拳の田中繊大トレーナーが師事していたそうですね。
ご冥福をお祈りします。
田中繊大トレーナーは南米の教育をキチンと受けて来られたんですね。優秀なのも納得ですね。
タイ、フィリピンなどで教育を受けたトレーナーがおられれば、どんな指導をするのか、妄想してしまいます(^-^) ムエタイやシラット、カリの教えもあるのかな~などと笑
確かに米大陸で活躍する選手との絡みが最近多いですね。良いことだと思います。
田中トレーナーはメキシコで認められ、日本へ逆輸入?された形ですかね。もちろん日本でのみ活動している方で優秀なトレーナーもいますが、指導力を存分に発揮出来る環境があるかないか、という部分も大きいでしょう。
タイとかフィリピンのトレーナーって日本のジムにもいるみたいですが、武術の影響ってあるんでしょうかね。タイの一部のジムでは、国際式のボクサー用に、古くはチャールズ・アトキンソン(ソット・チタラダなどを指導)やお馴染みイスマエル・サラスのようなトレーナーを招いていたりしますから、その辺は別物と考えているジムもあるようですね。
コメント重複していましたのでひとつ削除しておきました。
細野君はまた強者相手ですね。カバジェロはSB級時代、破格の体格からうち下ろす右ストレート、懐に入ろうとする相手にはアッパーで軒並み挑戦者を沈めてきたのをよく覚えてます。近年は相手選びに苦労したり、ボクシングがやや大味になりがちですがそれでも攻略は厳しいですね。カバジェロの状態が普通以上ならはっきり言って細野君に勝ち目ないと思います。ジャブと右で突き放され、やっと入れたらアッパーもしくは上から覆い被されでパンチは届かず、負けるパターンが浮かびます。細野君が勝つとしたらカバジェロの膝(テーピング巻いて試合してましたよね)が悪くてボディで弱るパターンでしょうか。
マルケスは何気に強いですね。コンセプが最初に負けた時はあまりにムキになって正面突破にはやり、ディフェンスをおろそかにしたためで同じ轍は踏まないと見てましたが。清水さんはカサレスではなくマルケス相手だったら厳しい結果だったでしょうね。このマルケス相手に流し気味でKO勝ちしたドネアはやはり驚異ですね。
ソリス、カバジェロとも強敵ですね。ソリスを倒せたらそれはもう大仕事だと言えます。内山の海外進出もあり得るかも、という気がするくらいに。
カバジェロは一番良いときの、相手を寄せ付けない強さはなくなっているのかも知れませんが、それでも攻略は容易ではなさそうです。踏み込んでパワー勝負に持ち込めればいいのですが。
そうか、ドネアはマルケスにも勝っていますよね。まあ、ユリオルキス・ガンボアとかドネアとかは、一流のさらに上の別格と言わざるを得ないでしょうが...。マルケスも来日したら見てみたい選手ですね。ああいうしっかりしたボクシングで、なおかつ決め手のある選手は敬遠されるのが常ではありますが。
素晴らしいカードを組んでくれて日本のボクサー、ボクシング関係者に感謝です。まさか、カバジェロまで来るとは…。
まず内山、感情から言いまして、ガンボアがやった以上の痛烈なKO勝ちを望みます!日本人ボクサーなめんなって事で。
メキシコではNISHIOKAは名が知られていると思いますので、更にUCHIYAMAdynamiteで度肝を抜かして欲しいものです!そして内山はこのソリスを踏み台にし海外進出を掴むべきだと思います。この内山という選手、ホント魅力たっぷりで世界を驚かせる潜在能力は西岡同様にあると思いますので、是非ともド派手に勝って、次に繋げていきたいですね。
細野は厳しいでしょうね。離れた距離ではダメでしょうし、懐入ったとしても、あの長い腕を折りたたんでのアッパー打って来ますからね、どうしたら良いんでしょう…。やっぱ、まずは正面からの出入りを避け、両サイドからの出入りを使って極力ダメージを残さずの後半勝負。そうとう細野のスタイルには厳しい相手だと思いますが、細野のハートの強さ諦めない気持ちがあれば、少なからずチャンスは来るかなとは思います。
カバジェロという選手には、スキはあると思います、ただ強いとは思いますけど。
細野を甘くみていてくれたら更にチャンスはあると思いますし、前半耐えてリズムに乗せないでいたら、ムキになり強引に来る打ち合いの展開になると、チャンスは来そうに思います。
細野のしつこさが、カバジェロのボクシングを壊す事が出来たら面白いかなと思います。
内山の実力は米大陸の有力選手と比較しても遜色ないものだとは思いますが、ソリスに圧勝というハードルは、ちょっと高いかなぁと思います。パワーでまさり、正確さでも負けてないでしょうから、そういう展開を私も期待はしますけど、試合運びやペースの切り替え方など、ソリスには内山にない巧さもあり、苦戦しそうな気がします。ただ、そういう試合であっても、内山は試合をつぶさに見さえすれば、海外でも評価されてしかるべき選手だとは思いますが。
細野については、前回の世界戦以降、充実した試合を重ねていると専門誌などでは評されているのですが、私は残念ながらほとんどそのあたりの試合を見ていませんので、何とも言えません。カバジェロはフェザー級に戻して良い状態みたいですし、やはり強いでしょうね。ただ、良い時でも、試合が少し思うようにいかない場合、割と冷静さを失うようなところもあったので、細野は相手に気持ちよくボクシングをさせない展開で耐え、好機には思い切って攻め込む、それを執拗に繰り返す、という形で頑張ってほしいですね。
そうだ。来月
「リアルスティール」
という映画が公開されるそうです。近未来を舞台にした、一風変わったボクシング映画。おもしろそう・・・・・なのですが、古くからのボクシングファンは嫌がるかもしれません。ボクは見にいくつもりですが。
以前、山中vs岩佐戦のときのコメント欄につらつらと書いたのですが、致し方なくという現実はあるものの、業界が少しは反省して、真に世界のトップシーンに挑む形を作ってくれれば、日本の選手は勝ち、負けを経る中で、それなりの内容と結果を見せられるはずだと信じております。そういう方向性が見えて来ているのは良いことです。もちろんまだまだこれから、とも思いますが。
なんかロボットみたいなのが闘うらしいですね。ボクシング映画というのかどうか...最近のでいくと、「あしたのジョー」は思いの他良かったですけどね。腹の立つようなことはほぼ皆無でした。香川さんについては、筆舌に尽くし難い、としか言えませんが。