さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

本社の裏手に花火が上がる ポベトキン、ホワイトを逆転KO

2020-08-24 12:55:15 | 海外ボクシング



ということで、昨日は早朝からヘビー級上位対決をDAZNでのんびり観戦。
休みの日、朝早くからというのは、欧州サッカー三昧の一般的DAZN視聴者にとっては普通の行動ながら、ボクシングファンにとってはそうではありません(笑)。
とはいえメインはだいたい午前7時くらい、という読み通りでしたので、大して早くもなかったわけですが。


相変わらず、ええジャブ持ってるディリアン・ホワイトに対し、アレクサンドル・ポベトキンは接近してボディから攻めたい。
しかし4回、その狙いで出たところ、ホワイトのワンツーと返しの左フックで一度。
振りの小さい左アッパーで二度、という具合でダウンを喫する。

立ったポベトキンに対し、猛然と襲いかかる、という風をまったく見せないホワイトでしたが、後から思えばこの余裕が祟ったか。
5回、早々に、さっき倒されたのと同じような、外す動きから振りの小さい左アッパーで、今度はポベトキンがホワイトを倒し返す。
ホワイト、ロープ際で「昏倒」という絵のダウン。急展開の逆転KO劇でした。
お客さんがいないのがもったいない...。


マッチルーム本社の裏庭で行われる興行シリーズは、もう数回、DAZNで流れてますが、きちんと見たのは今回が初めて。
メイン前には花火が上がり、火柱が噴き上がり、賑やかな限りでした。
音楽も聴いたことあるような(何かの映画のBGMか)を流し、無観客の空白を埋めるための工夫はこれでもかという感じ。
試合が始まると、余計なことは一切出来ず、やっぱり静かになってしまいますが。

しかし、ホワイトもポベトキンも、それぞれに持ち味を出して、しかも試合展開が予想以上に激しく、急なものだったこともあり、見応え十分でした。
ヘビー級、しかもこの上位陣といえる選手同士が、こういう状況下で闘い、良い内容を見せてくれたことは、今後の欧米における、さらなる大試合への追い風になるだろう、と思います。



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ところで今日はホールで、松本圭佑デビュー戦なんですね。
それは知ってたんですが、不覚にも、メインが松本亮vs水野拓哉だということを、先日、専門誌で見るまで知りませんでした。
なんで誰も教えてくれないんですか。と、こんなところで嘆いても、どうにもなりませんが。

まあ、いつもなら平日突撃コース、翌日早朝トンボ返り弾丸ツアー決行じゃあ、となるところ、なかなかそうもいかんのが現状でもあります。
ライブ配信は一切ないし、なんとも寂しいものです。
幸いにして映像は後日、放送したものを見せてもらえそうですが、この試合がどの程度カットされずに放送されるのかも不明ですし...。



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ということで、一曲。
Eve 「アウトサイダー」です。







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2 コメント

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コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2020-08-31 07:46:04
>無縁仏さん

お読みいただきありがとうございます。動画紹介、感謝です。なぜ同じ国でやっている試合の放送を、海外のサイトでないと見られんのだろう、と思うと複雑ですが、良い時代になった、と乱暴に言えば言えますね(笑)。友人の厚意もあり、見られることになっていますが、後日、感想なども簡単に書くつもりでいます。色々ばたばたしてまして、あくまで簡単に触れる程度ですが。

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Unknown (無縁仏)
2020-08-30 22:55:10
こんにちは、いつも楽しく読ませいただいています。
大橋興行の3試合の動画(松本対水野はダイジェストですが)が海外サイトにアップされていました、よろしければどうぞ。
https://www.asianboxing.info/videos/ryutaro-nakagaki-vs-shohei-horii
https://www.asianboxing.info/videos/keisuke-matsumoto-vs-hironori-miyake
https://www.asianboxing.info/videos/ryo-matsumoto-vs-takuya-mizuno-digest
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