井上尚弥に続く4団体統一を目指す寺地拳四朗、Xにこのような投稿をしました。
IBFの可能性ある🥹運気離れてたけど戻ってきてる☺️ https://t.co/uaUQeVEBug
— 寺地 拳四朗 (@KenshiroooooKen) November 5, 2023
来春、関西、Amazon配信のカードに出て、相手はWBO王者ジョナサン・ゴンサレスというのが既定路線だったようですが、ご存じの通りゴンサレスが直近の試合を病欠。
新暫定王者のレネ・サンティアゴと、団体内統一戦のオーダーが出たようですが、その先どうなったかは不明です。
この事態を受け、統一戦実現に暗雲が...という話になっていましたが、IBFの方で新王者誕生。
南アの長身、シベナチ・ノンチンガが、メキシコのアドリアン・クリエルに、2回、右フック一発でKO負け。
初回からぐいぐい踏み込んでいたクリエルでしたが、それでも序盤のワンパンチKOとは、驚きでした。
で、拳四朗の次、何ならこの人呼べんかな、と思ったのは傍目のファンだけでなく、当のチャンピオン、寺地拳四朗も同様だったみたいです(笑)。
IBF108ポンド級のランキングは、1位が空位で、2位がイリミネーションバウトに勝ったのち、アキレス腱断裂でブランク中の矢吹正道。
3位が元WBA王者カルロス・カニサレス、4位比国のクリスチャン・アラネタ、5位が元WBOミニマム級王者の山中竜也と続きます。
新王者クリエルは挑戦の時点で12位。
昨日、DAZNで配信されたモンテカルロのカードは、メインとセミともに、KO率の低い下位ランカー(ジョー・コルディナと接戦を演じたエドワード・バスケスは、10位でした)を選んだものの、どちらも内容や結果で、予想を覆すことになったわけですが...。
ともかく、新王者クリエルに対して、IBFがすぐに指名試合を課す、という状況ではない、のかもしれません。
だとしたら、寺地拳四朗とのマッチメイクも、無いことはない?のでしょうか。
本人が「運気が戻ってきた」というのが、具体的に何を意味するのか(王者がノンチンガのままでは、具合の悪いことでも?)、或いは何も意味しないのか。
その辺は正直、まったくわかりませんが、ライトフライに留まって統一を目指すのであれば、スーパーバンタムにおける井上尚弥同様「すんなり」な話を、この先に聞きたいもの、ですね。