さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

大興行で「日本ライト級チャンピオン」が決まる 世界的強豪は次にどう出る?

2022-04-06 19:44:05 | 関東ボクシング





土曜日に迫るさいたま決戦、もちろんメインイベントが世界の注目を集める大興行ですが、この目で見ておきたいと思う試合はこれだけではありません。
順番で言えばセミセミ、ということになるのでしょうか。
ハイ、吉野修一郎vs伊藤雅雪戦です。

ライト級の日本タイトルは吉野が返上し、先日、宇津木秀という新チャンピオンが誕生しましたが、残りふたつ、OPBFとWBOアジアパシフィックの王座を持つ吉野が、国内の頂点であることは変わらないでしょう。
その吉野に、一階級下の元WBOチャンピオン、伊藤が挑む。待望のビッグカードです。


このカード締結の流れについては、過去にもあれこれ書いてきたので省きますが、現状、日本ライト級最強ボクサーを決めるカードのひとつ、と言って良いでしょう。
完全に言い切れないのは、世界ライト級のコンテンダーを目指す「リーグ」の闘いに身を投じている、中谷正義の存在があるからです。
しかし、この大興行で、おそらく条件面でも普通の試合とは違う水準のものを得て闘うであろう、吉野と伊藤の勝者に、また大きな舞台が用意されるならば、国内やアジア地域の試合はもう闘い終えた、といえる中谷が挑む、という流れになるかもしれません。

単にどちらが勝つとか負けるとか、良い試合だとかそうでないとか、色々とひっくるめて、そうなって然るべき、という情勢が生まれるような、そんな試合になってくれたらなぁ、と願います。ちょっと漠然としていますが。



気になるのは、この試合をメインにするには後楽園ホールは小さすぎる、しかしこの大箱興行でアンダーとなると、ロケーション的にどうか、ということです。
過去に、大きな試合のアンダーで、このような好カードが組まれて、喜び勇んで見に行ったは良いが、思ったほど「熱く」なかったなぁ、という経験を、何度かしています。

今回はともかく、もし、上記したような中谷正義の「参戦」あらば、同様の大興行に組み込むのではなく、例えば代々木第二くらいの中規模会場で、このようなカードがメインで興行され、盛況となる、というのがベストかも、と思ったりもします。
まあ、それこそさいたまの大箱を埋めるのと同様か、ある意味それ以上の難事なのかもしれませんが...。




コメント
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