さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

次戦で4団体統一の目論見 井上vsドネア再戦がWBO決定戦に?

2021-12-22 12:19:54 | 井上尚弥


先のノニト・ドネアvsレイマート・ガバリョ戦の後、リチャード・シェイファーが井上尚弥vsドネア再戦について、WBO王座もかかる一戦になる可能性を語った、とのことです。
三浦勝夫氏の記事ですが、もちろん推測も含めてですけど、可能性はなくもない、という感じでしょうかね。


この話が前向きに進むとしたら、やはり日本における井上尚弥の商品価値により、対ドネア再戦がビッグマネーファイトになる、その経済効果ゆえ、でしょう。
しかも、先の試合で、国内では画期を成す(いろいろ言いたいことはあるにせよ)PPVの世界に一歩目を記したことで、その価値はさらに上昇しているのかもしれません。
ジョンリエル・カシメロがタイトル剥奪され、WBO指名挑戦者たるポール・バトラーが権利を主張しても、この現実の前にはおそらく意味を成さないでしょう。

井上がドネアとの再戦にて、4団体統一を果たせば、後は王座を返上して、スーパーバンタムに転じるだけの話で、そこでカシメロとバトラーで空位決定戦をやりなおすなり、まあ何なりと好きにしたらよろしい、と。
井上ファンとしては、そういう思いです。


しかし、そうなったらどんなにいいか、と思うところですが、現実がそんなにうまいこと行くとも思えません。
タイトルマッチを蹴手繰りにしたカシメロ、暫定戦を拒否したバトラー、WBOにしたら共に処分したい対象でしょうが...下手なことして裁判とかになったら面倒でもありましょう。
とはいえ、WBOにしたら、井上尚弥というビッグマネーファイトの主役と、WBOタイトルを「絡める」ために、カシメロを「介する」必要があるのか、それとも...という判断になるのだろう、と思います。

もっとも、一番悪い想像をすれば、今回はカシメロの王座を剥奪し、井上vsドネア再戦をWBOタイトルマッチとして認定し、その勝者にカシメロの挑戦権を与える、というのが、WBOにしたら一番「美味しい」のでしょうね。
単純に、井上絡みの試合が一つから二つに増えるんで...。


その辺の落としどころがどうなのか、近々発表されるであろう処分、カシメロ王座剥奪か否かで、先行きどうかが見えてくるでしょう。
しかし、その処分がなかなか発表されませんね。下手したら年越すかな、という感じもしますが。困ったことです。



ちなみに、赤穂亮の大人気YouTubeチャンネル「ルーTUBE」にて、カシメロの動向について、京口紘人と語り合う形で色々と、面白い話が聞けます。ご紹介。







大まかにまとめて言えば、カシメロの周辺がもう少し整理されないと、まともな話になりようがない、というところですかね。
少なくとも、こんな奴を日本に呼んで、井上と当てようとしても、こちらとしたら試合以前のところで怖くて、チケット買おうかどうかも迷います。
大橋会長あたりは、それでも興行価値を見込んで...っていう感じなのかもしれませんが。




コメント
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