さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

土日でDAZN三興行 ラミレス、ビボル戦へ前進

2021-12-20 07:12:40 | 海外ボクシング





今週も土日、DAZNでライブ配信、三興行分ありました。
だんだん感覚が麻痺してきて、毎週末、何かライブで見るのが当たり前みたいになってます。
もちろん、師走ともなれば土日もあれこれあって、TVの前に張り付いてもいられませんが、かいつまんで「コレ見とこ」な試合だけでも、という感じです。



世界各地で行われたこの週末の試合の中で「メインイベント」は何か、となると、アルツール・ベテルビエフの試合ということになりましょう。
YouTubeの、スカイスポーツのチャンネルで、普通にフルラウンドの動画が上がってたりもしますが(もちろん「公式」なんですよね、あれ)まあWOWOWで来月、ゆっくり見たらええわ、というところです。
結果知ってることに変わりはないですし。


同じライトヘビー級では、WBA王者ドミトリー・ビボルへの挑戦権をかけて、ヒルベルト・ラミレスがユニエスキ・ゴンサレスと闘い、激戦の末10回TKO勝ち。
中盤までの展開は、ゴンサレスの大奮戦があり、ラミレスも苦闘。互いにヒットの応酬となった4回など、年間ベストラウンドの候補かな、と思うくらい。
攻防の切り換え、連打力などでクラスの常識を超えたものを見せるラミレスですが、ライトヘビーに上げて少しがっちり、悪く言えばちょっとだけ重い?印象も。
それが招いた激闘ではありましたが、終盤に向けてしっかり立て直し。ヒットも喫し、頭も二度ばかり、きついのもらってましたが、顔色変えず闘い続け、10回「ストップ用」連打で仕留めました。
無念のゴンサレスは、レフェリーを抱きかかえてアピール?してましたが、その後は潔くラミレスと健闘を称え合う。良い光景でした。


挑戦権という話でいくと、スーパーウェルター級でも、チャーロ弟への挑戦権をかけた試合が、ウズベキスタンで行われました。
地元期待のイスラエル・マドリモフは、一見地味ながら色々と攻め口があり、なかなか強い。パンチ力4割引きのゴロフキン、というと乱暴ですかね。
フランスのミシェル・ソロを9回、連打で打ち込んでTKOに持ち込みましたが、試合後えらく揉めている。
ストップが早いということか、と思ったら、どうもゴング後だったよう。確かにそれなら反則だし、そうでなくても止めるの早い、ゴングに救われている場面だ、ということでもあるか。
それが即ストップとなると、納得はし難いかもしれません。
しかしこちらには、変に音声落としてあるせいで、いつゴング鳴ったのかがよくわからない。結局そのままマドリモフ勝利でしたが...まあ、いろんなことが起こるものです。



英国ではヘビー級ランカー対決、元WBO王者ジョセフ・パーカーとデレク・チゾラの再戦。
マンチェスターの大会場(昔、マンチェスター・イブニングニュース・アリーナと言ってた会場ですね)を埋めた観衆の前で、3度ダウンしながらチゾラが奮戦、場内大盛り上がりの一戦で、さすがヘビー級の迫力、というところでしたが、パーカーが判定勝ち。


アンダーではIBFスーパーフェザー級のイリミネーションバウトがあり、英国のゼルファ・バレットが、タンザニアのブルーノ・タリモに判定勝ち。
長身のバレットが、小柄なサウスポーのファイター、タリモを3回にダウンさせ、捌いて判定勝ちでした。
バレットはリーチあり、懐深く、相当やりにくそうな選手。しかし攻めには厚みがなく、尾川が突進してきたら持ちこたえられるものか、ちょっと疑問。
世界戦ともなれば割増し、ネジ巻いてくるにしても。
ただ、小柄なサウスポー相手にいまひとつと見えても、右相手なら違ってくる...もっと「冴えた」選手に化ける?可能性はあるでしょうが。

もし、尾川の方が英国に出向いて、となれば、この手の選手は面倒でしょう。しかし日本でやれれば逆かも。
昨今の情勢では、中立?というのも微妙ながら、アメリカでやる場合もあるでしょうね。はてさて。



と、以上の試合を見逃し配信でざっと見た感想でした。
大阪では西田凌佑、大橋哲朗戦がありましたが、こちらは西田が判定勝ちとのこと。
正直、大橋はバンタムでは小さいだろう、と思っていましたが、どんな感じだったか。またBoxingRaiseでチェックせねば。




コメント
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