さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

緊急決定!だそうです(笑) 井上、ディパエン戦、WOWOWで19日放送

2021-12-15 15:51:31 | 井上尚弥


昨日の井上尚弥、ディパエン戦、WOWOWで放送されます
次の日曜、19日14時から、WOWOWプライムにて。

何と言いますか...ようでけた話でんなあ、と(笑)


とはいえ、大方こんなこっちゃろう、と思ってはいました。ただ、けっこう間を置かず、でしたね。
年末の総集編、半分削ってこの試合入れるか、年明け、カード決まってない枠に入れるか、と予想してましたが、次の日曜とは。

何にせよ、複数媒体で見られるのは、基本的に良いことです。
あと、メンデス、谷口戦も、全部は無理でもハイライトくらいあると良いですね。



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好調に攻めていたが、狙われてもいた 坂晃典、木村吉光にTKO負け

2021-12-15 08:35:31 | 関東ボクシング




昨日行われていた後楽園ホールの試合、OPBF王座決定戦だったんですね、日本スーパーフェザー級王者坂晃典と、木村吉光の一戦ですが、もうBoxingRaiseで見られるようになっていました。
てっきりTBS放送の後から、という縛りがかかると思い込んでいましたが、今やTV局にとり、ボクシングはそこまでする対象ではなくなっている、ということでしょうか。



初回、坂が出て、リラックスしながら打つパンチがナチュラルに強い。
坂が右で脅かし、木村が後退しながら外す。
2回も同様。互いに右、坂の方がヒット。右クロスと左ボディ、対角線のコンビを織り込んだ攻撃で、木村にロープを背負わせる場面もあり。

この辺までは坂優勢。しかしもう少し、左で「突き放す」感じがあると良いなあ、という風でもあり。
すると木村が、坂の出鼻に小さい左フックを覗かせ始める。
あ、これか...と、結果知っているからですが、そう見えました。

攻める坂が左当てるが、木村が左フックをカウンター。綺麗に入って、坂が足を跳ね上げてダウン。
木村の追撃はゴングに遮られる。

3回、坂はすぐに巻き返しを図り、右をボディに送るなど、また攻める流れに持っていく。
しかし木村、また小さい左フック振る。しっかり狙えている。
木村、ダイレクトで右クロス決め、もう一発。左右連打で追撃、坂の身体がコーナーによろめいて、レフェリーが止めようとしたときに、もう一発左フックが入って、フィニッシュ。
坂はコーナー下に崩れる格好で倒れました。痛烈なTKOでした。


試合後、コーナーで苦笑い?という感じの坂に対し、木村は雄叫びを上げていました。
タイトルマッチにここまで勝てずに来た木村の方は、文字通り背水の陣だったのでしょう。
簡単に、その違いが明暗を分けた、と言ってしまえるものでもないでしょうが、やはりコンスタントに試合の機会を得られないことは、坂にとって響いたように思います。
どうしても、自分から試合を作って勝負していく選手だけに、そのリスクも大きい。それは坂のどの試合についても言えることですが...。


日本タイトル獲得前から、先方の興行に呼ばれる形で、東京、大阪、山口など場所を問わず闘い、悉く倒して勝つ「日本全国KOの旅」とでもいうような趣の連続KO街道でのし上がってきた坂晃典は、階級を上げていよいよ安定してくる、と期待したところで、コロナの影響もあり、また地元での試合がなかなか叶わず、そして今回、井上尚弥と日程被りという不遇の中、敗れてしまいました。
白黒はっきりした勝負をしてくれる、坂晃典の蠱惑的な魅力は変わらず見えた、と言えはしますが、やはり、結果は残念です。むー。




昨日は内藤律樹vs麻生興一戦もあり、こちらも予想を覆して、麻生が勝って、OPBFのスーパーライト級王者となったそうです。
こちらはまだチェック出来ていませんが...細かいこと、全部すっ飛ばして言いますが、昨日の両国のアンダーにこれらの試合入れて、ライブ配信していたら、相当反響があったことでしょうね。
悪いですけど、メインカードがあれで、あの料金だったことの埋め合わせ、というと言葉が悪いですが、それには充分だったのではないでしょうか。
映像で見る限り、客入りはやはり寂しく(制限かけているから、というのを超えるものがありました)、ドラマティックな二試合には見合わない風景だったなあ、と。
こちらも残念に思うポイントでありました。




コメント (2)
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