さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

生中継は飛ばず、と思ったらこちらはどうなる? デラホーヤ、コロナ陽性

2021-09-05 08:26:10 | 海外ボクシング





ということで、昨日の記事書いたあと、やはり事態は言われていたとおりに進み、オスカル・バルデスは「条件付き」で試合出場を許されました


「ハーブティーに含まれていた」
「パフォーマンスを向上させるために禁止物質を使用したことは一度も無い」
「プロアマ通じてドーピング検査を尊重してきた」
「30回以上検査を受けた」


ハイ、全部意味がありません。
検体から違反リストに入っている物質が検出された。それが事実です。

茶に入っとった、と言いますが、その茶を飲んだことによって、禁止薬物が体内にあったこと自体が、咎めの対象である。
それがドーピング検査です。
○○のために使ったことはない。過去に何回も検査を受けた。関係ありません。
尊重してきた、という精神論に至っては、無駄口を叩いているだけ、です。


改めて、検査の意味無し。検査費用の無駄遣い...ということはないのか。
体裁する、その意味はないこともないんでしょう。



オスカル・バルデスについては、ミゲル・ベルチェルト戦での見事な勝利、目を見張るものがあった、小太刀のような左フックの切れ味も、今は記憶の中で褪せてしまいました。
以前、スコット・クイッグ戦で、相手の体重超過で酷い目にあって、それでも果敢に闘い抜いた時は、「被害者」の側にいた選手ですが、今回、自分も「そちら側」に転じてしまいました。
この辺は、ある部分、考え方というか、身の処し方を意識的に変えた、と見るべきなのかもしれません。だとしたら、悲しい居直りですが。


ということで、中谷潤人の、せっかく生中継があるアメリカでの試合が、飛ばずに済んだのは良かったですが、あちらはあちらで色々あるものです。
当日、メインは冷めた気持ちで眺めるのみ、というところですね。



WOWOW生中継が増えた、と喜んでいる昨今ですが、先々月はヘビー級戦が延期になり、先月は尾川の相手がいまだに理由不明の負傷で延期、という事態がありました。
そして、今月はというと、ひとまず中谷の試合は大丈夫ですが、デラホーヤの「再起戦」が中止になりました
コロナ陽性で、どうやら入院もしているらしいですね。
プロモーターの「トリラー」は、代役にイベンダー・ホリフィールドを立てようとしているらしいですが、これがまた微妙な人選というのかなんというのか。
WOWOWさんも、どう対応するものやら...決めかねているところでしょうね。




コメント (3)
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