さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

打って離れて、作戦完遂 並木月海もメダル確定

2021-08-02 19:34:28 | 関東ボクシング



ということでまたしても女子ボクシング、日本代表メダル確定となりました。
昨日はいつも見ている gorin.jp の配信がなかったみたいで残念でしたが、並木月海vsイングリッド・バレンシアの女子フライ級準々決勝は、NHKが生中継してくれました。
サブチャンネルとの切り換えやなんかでごちゃごちゃするのだけは、勘弁してほしいところですが。


初回から、並木は持ち味のヒッド・アンド・アウェイ(和製英語ですが)に徹し、手数、ヒットでクリアに取る。
2回はバレンシアも徐々に迎え撃ちの頻度を上げてきて、少し競ってきたようにも見えたが、採点は初回同様5-0で並木。
3回はこの余裕もあって、少し手控えつつ、大過なくという感じで終わりました。


これで入江聖奈と共にメダル確定。
入江は銀以上確定ということですので、女子ボクシングは今後、この二人のメダリストによって、さらに注目度がアップするでしょうね。
競技者や指導者、関係者諸氏の様々な願いが、この二人の闘いぶりを通じて見えたような気もしますが、出来れば地元の観衆の前で...と思ったりもしました。

さてこちらも次は準決勝です。出来れば少しでも上に、と願うばかりですが。



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上記の通り、昨日は配信を見られませんでしたが、一昨日見た、ライト級のキューバ代表、アンディ・クルスはなるほど、現代最高峰のボクサーといわれるだけあって、まさに技術と才能のハイレベルな融合、というボクシングを見せました。
目が良くて、立ち位置が適切で、常に一拍の余裕を持って相手を見、動き、打って外す。見事なものでした。
フロイド・メイウェザーの試合の12ラウンズぶんを、3ラウンズにぎゅっと詰め込んだような9分間、とでも言いますかね。
見ていて感心するところ多々。見どころばかりの楽しい時間でした。

相手はこれも有力選手として名前を見た、長身のボクサーファイター、ルーク・マコーマックでしたが、果敢に挑むも攻防全てで一歩上を行かれる、という具合で、試合後は完敗を認めたような雰囲気でした。

先日のウーミアvsデービス戦に続き、ベスト16でコレかいな、ほんならこの上はどうなるんやろう、と思わずにはいられません。いよいよ楽しみです。



コメント
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