さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

石田順裕90キロ/転級もまた楽しみ/決着のその先も/ご冥福を

2014-01-09 14:58:21 | 話題あれこれ


この11日、急遽上京して、加藤善孝vs中谷正義戦を観戦することに決めました。

新年早々、これは必見の好カード。前座に小國以載も出る。
これはG+の生中継が楽しみやなぁ、なんて思っていたら
なんと生中継どころか録画放送すら無いことが判明。
ちょっと荒い言葉になりますが、G+何を寝ぼけとる!という感じです。驚きました。
しょうがないので、急遽宿などを探して、予定も空けて、ホールにお邪魔することにしました。

とまぁ、こういう馬鹿は時々やっているので、別にどうという話でもないんですけど、
メインと小國がお目当ての興行で、何だか珍しいものが見られそうであります。

そもそも、ランカーが4人しかいない時点でタイトルマッチを開催したわけですから、
早晩、ランカー不足という事態になるのは目に見えていて、今後どうするのかと思っていた矢先に
石田順裕参戦、という意外ななりゆきになったわけですが...。
この「ランキング査定スパーリング」というのもまた、前代未聞...かどうかは知らんのですが。
少なくとも、あまり聞いたことのない話ですね。

記事中にもあるとおり、本来ならヘビー級で一試合でもするのが筋なんでしょうが、
何とも柔軟な発想に基づく対応とでもいいますか。
普段は硬直した、手の届く範囲でしか仕事しません、といういかにも官僚的な組織に見える
JBCですが、興行の論理に対しては、変なとこで臨機応変ですね。

それにしても石田が90キロに増量...ちょっと、想像つきませんね。
11日、なんだか楽しみなような、怖いような、何とも言えない感じです...(^^;)

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高山勝成、四団体目の王座獲得なるか。

WBO王者メルリト・サビージョの試合は、今月27日ですか、WOWOWで放送されますね。
ただ、この試合でニカラグアの暫定王者カルロス・ブイトラゴとドローだったので、
すんなり高山との統一戦へ、という運びになるのかどうかが疑問です。

この記事では、念願としている4団体王座獲得なれば、ライトフライへ転じるとあり、
そこは大いに期待したいところではありますね。
井岡一翔、宮崎に井上らとの絡みは、大いに期待したいところです。
見た目は一番若いですが、円熟の域にあるベテラン、高山の技巧を恐れずに挑む気概と、
それを打ち崩す力を示せる者が、これらの中にいるかどうか、というテーマは
私にとってはとても興味深いものです。是非、これらのカードをひとつでも見てみたいですね。

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THE PAGEの最新記事。
JBC内部の最強硬派のコメント、という理解でいいんでしょうね。
また、この記者(過去に書いたある記事により、私はこの記者の書くものを、素直に読めるものとは思っていません)が、
これだけ断続的に、ある方に向いた記事を発表しているということは、最低限、それが容認されているということであり、
少なくとも現時点では、JBC全体といかずとも、多数派、ないしは主流派の見解、なのでしょうね。

もっとも、実際にどうなるかは、蓋を開けてみないとわかりません。
あくまで一般論ですが、極道というものは、そうそう簡単に、傍目の思うようにはならないものですので。

ただ、以前も書いたとおり、亀田による「ボクシングの社会的信用の毀損」は、昨日今日の話ではなく、
あのような輩の跳梁跋扈を許した責任は、業界首脳の帝拳じゃなくて定見のなさと、それに追従するJBCの無能さにもあります。
もし、きれいに切ってくれれば、それは一定の評価に値するでしょうが、そこから先の話もまた、
厳しく注視されるべきものでしょうね。

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昨年末に起こったリング渦にて、岡田哲慎選手が亡くなったとのことです。

試合自体を見ていないので、あれこれ書くことは出来ませんが、
こうした悲劇の背景にあるものは、時に周囲の心を苦しめることどもであったとしても、
しっかりと分析され、さらなる事故防止のために生かされるべきものです。
それが亡くなった選手への、せめてもの手向けとなるのだと。

岡田選手のご冥福をお祈りします。

コメント (3)
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