ダブル世界戦翌日会見、まぁ、ハッピーな話題ばかりですね。
選手も取材する側も、いつもこうだと楽しいでしょう。
長谷川は減量苦を訴え、上のクラスへの転級を希望しているようです。
タイトルがかかるか、或いはノンタイトルかで、クリス・ジョンとの対戦希望、とのことです。
今朝、山下会長と共に、関西ローカルの番組に生出演したときも、
「上のクラスの方が身体が動く。もっと良いパフォーマンスが出来る」と
かなり真剣に語っていました。
そしてこの試合に向けたトレーニングの様子も、これまで以上に厳しく、辛いものでした。
練習後「もぉええわー。もうええ...」と、ジムの前に大の字になって、
珍しく、減量の辛さをあからさまに漏らしている姿は、ちょっと驚きでもありました。
実際、木曜日の試合、花道に現れた姿を一見したときも、
これは限界寸前まで削ぎ落とされ、研ぎ澄まされた身体だ、と感じました。
その減量の苦しさは、顔の不自然なむくみにも出ていましたし、
最初にダウンを奪ってコーナーにたたずんでいたとき、マリンガのジャブを
数発受けただけの右目周辺が、はっきりと色濃く、赤くなっていました。
もちろん、マリンガの拳がそれだけ鋭かったのでしょう。
マリンガは倒されたあと、攻め込まれているときに数発、左ストレートや右フックを
腰が落ちかけた状態で打ち返していましたが、その拳の軌道は、なお鋭いものでした。
つまり、長谷川もぎりぎりの調整を強いられ、苦しんでいましたし、
マリンガの力量もまた、展開次第では長谷川を脅かしうるものだった。そう思います。
長谷川穂積の圧倒的な強さだけに目を奪われがちですが、
あの試合は完勝、圧勝ではあっても「楽勝」ではなかったのでしょう。
また、彼ほどのボクサーだからこそ、楽に勝てるような試合など、
今更闘いようがない、ということでもあります。
その強さ故の過酷な宿命の延長線上に、どんな試合が待っているのでしょう。
クリス・ジョン戦、本当にあるんでしょうか。或いは他の誰かとの大試合か...。
しかしこれだけは確かです。ボクシングファンとして、長谷川穂積のこれからを見られること、
これはやはり、変わることなく、間違いのない幸福である、と。
さて、粟生は自分からユリオルキス・ガンボアの名前を出して対戦を希望しました。
対戦が実現するかどうかはさておいて、本人の闘志はこういうものなのですね。
強敵相手に勝つことで、真の王者としての証を打ち立てて欲しいものです。
ところで専門誌ですが、マガジンは今日発売でしたね。
西岡と佐藤って、同郷なのは知ってましたが同い年だとは知りませんでした。
あまり接点がなさそうなイメージで、ぱっと表紙見たとき「誰?」と思っちゃいました(^^;)
ワールドは16日の月曜日発売、こちらは速報が載るのでしょう。楽しみです(^^)
選手も取材する側も、いつもこうだと楽しいでしょう。
長谷川は減量苦を訴え、上のクラスへの転級を希望しているようです。
タイトルがかかるか、或いはノンタイトルかで、クリス・ジョンとの対戦希望、とのことです。
今朝、山下会長と共に、関西ローカルの番組に生出演したときも、
「上のクラスの方が身体が動く。もっと良いパフォーマンスが出来る」と
かなり真剣に語っていました。
そしてこの試合に向けたトレーニングの様子も、これまで以上に厳しく、辛いものでした。
練習後「もぉええわー。もうええ...」と、ジムの前に大の字になって、
珍しく、減量の辛さをあからさまに漏らしている姿は、ちょっと驚きでもありました。
実際、木曜日の試合、花道に現れた姿を一見したときも、
これは限界寸前まで削ぎ落とされ、研ぎ澄まされた身体だ、と感じました。
その減量の苦しさは、顔の不自然なむくみにも出ていましたし、
最初にダウンを奪ってコーナーにたたずんでいたとき、マリンガのジャブを
数発受けただけの右目周辺が、はっきりと色濃く、赤くなっていました。
もちろん、マリンガの拳がそれだけ鋭かったのでしょう。
マリンガは倒されたあと、攻め込まれているときに数発、左ストレートや右フックを
腰が落ちかけた状態で打ち返していましたが、その拳の軌道は、なお鋭いものでした。
つまり、長谷川もぎりぎりの調整を強いられ、苦しんでいましたし、
マリンガの力量もまた、展開次第では長谷川を脅かしうるものだった。そう思います。
長谷川穂積の圧倒的な強さだけに目を奪われがちですが、
あの試合は完勝、圧勝ではあっても「楽勝」ではなかったのでしょう。
また、彼ほどのボクサーだからこそ、楽に勝てるような試合など、
今更闘いようがない、ということでもあります。
その強さ故の過酷な宿命の延長線上に、どんな試合が待っているのでしょう。
クリス・ジョン戦、本当にあるんでしょうか。或いは他の誰かとの大試合か...。
しかしこれだけは確かです。ボクシングファンとして、長谷川穂積のこれからを見られること、
これはやはり、変わることなく、間違いのない幸福である、と。
さて、粟生は自分からユリオルキス・ガンボアの名前を出して対戦を希望しました。
対戦が実現するかどうかはさておいて、本人の闘志はこういうものなのですね。
強敵相手に勝つことで、真の王者としての証を打ち立てて欲しいものです。
ところで専門誌ですが、マガジンは今日発売でしたね。
西岡と佐藤って、同郷なのは知ってましたが同い年だとは知りませんでした。
あまり接点がなさそうなイメージで、ぱっと表紙見たとき「誰?」と思っちゃいました(^^;)
ワールドは16日の月曜日発売、こちらは速報が載るのでしょう。楽しみです(^^)