さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

玉越、敗れる

2007-06-03 22:24:54 | 関西ボクシング

神戸サンボーホールにて観戦してきました。
残念ながら玉越強平、二度目のタイトルマッチに敗れました(写真はこちら)。

玉越、序盤はうまくサイドに回って、ジャブを突いては動き、
右ストレートで突き放し、ウェートが入ってきたら
サウスポーの死角から左アッパーなぞを飛ばす場面もあり、
かなり研究のあとが見えました。

しかし王者ウェート、玉越の立ち上がりが良かったのを見てか、
あるいは昨年スパーした時から警戒してたのか知りませんが、
2Rには早くもなりふり構わずモード突入。
揉み合いに持ち込んでは玉越のボディをばしばし叩きます。
それでも序盤は玉越リード、5Rにはスリップ気味ながらダウンも奪いましたが、
中盤以降はウェートが攻めこみ、玉越が失速。
10Rまでには序盤の貯金を失います。
ラスト二つはウェートもやや手数を惜しみ、試合は判定へ。
3-0でウェート勝利、王座防衛でした。

玉越は中盤以降の失速が悔やまれるところです。
ボディを打たれたダメージ、疲れ、心配された減量苦、
いずれの理由にせよ、残念でした。
厳しく言えば力負けという感もありましたが
歴戦の王者相手に、よく研究して、健闘したと思います。


ということで、久々の観戦、オール判定4時間コースを立ち見、
なかなか厳しいものがありましたが(^^;)
セミの武本弟vs金井の一戦、その他前座も
それなりに見所があって楽しい試合もありました。
やはり、生観戦をもっと数多く楽しみたいところであります。

しかし、お盆前やお盆過ぎの興行は予定が立ちませんなぁ...(ボソッ)

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えー、上の方で玉越の奪ったダウンを「スリップ気味」と書いてますが
TV放送を見ましたら、タイミングの良い右アッパーがきちんと当たっての
まっとうなダウンでありました。訂正いたしますです。失礼しました。

コメント
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