さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

早く次を見たい

2007-01-18 23:39:44 | 話題あれこれ
13日、後楽園ホールで起こったアップセット、
ロリー松下=ロリー・ルナスによるマルコム・ツニャカオ攻略が
ようやくG+で放送されたので、録画して見ました。


私は、過去にこのロリー・ルナスの試合を、二度見ています。
03年2月大阪で小松則幸に2R逆転TKO負けした試合と、
同年4月に愛知県小牧市で中村好伸(天熊丸木)に10R判定負けした試合です。

どっちの試合も結果は負けですが、ルナスの強さはかなりのものでした。
小松戦の初回、遠い距離から突き刺した左ボディフック。
中村戦で二階級上の相手をリング中央からロープ際まで吹っ飛ばした右ストレート。
いずれも世界ランカーにふさわしい迫力と切れ味でした。


その後のルナスの動向は、専門誌などでちらほら見ていました。
PABA王者になったこと、しかしバンタム級に転じてセーンヒランその他
複数の選手に負けたことなど。

いかに若くて良い選手でも、ひとつ負けたことをきっかけとして
そのキャリアが徐々に暗転していくことって、当たり前に起こることです。
あのルナスもそういう風になっていってるんだなぁ、と思っていました。


昨年、カシミジムと契約し、意外に早くやってきた今回のチャンス。
ツニャカオの速さと巧さに対し、右ストレートをリードに使って
ややファイタースタイル気味にシフトした闘い方なのが
過去に見た印象とはやや違いましたが、やはりさすがの強さを見せていました。

ただ、この試合はサウスポー相手ということもあって、ちょっとバランスが
悪かったように見えました。
相手が右構えだったら、もっとバランスの良い、切れ味鋭かったルナスの姿が
バンタム級でも再現されるかもしれません。次の試合が楽しみです。

ちなみに初防衛戦はウェートvs中岸風太戦と同時開催、4月1日予定だそうです。
いずれ大場浩平との対戦などもあるのでしょうか...。


それにしてもまたこうしてルナスの試合を見られるというのは望外の喜びでした。
隠れルナス・ファンとしては、カシミジムの会長さんに感謝、感謝です(^^)

コメント (2)
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