さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

天国の拳友に捧ぐベルト

2006-08-09 22:09:29 | 名城信男
http://www.nikkansports.com/battle/f-bt-tp0-20060809-73050.html

名城信男が、故・田中聖二さんの墓前に世界のベルトを持って、
勝利の報告をしたそうです。

IMPホールでふたりの激闘を目の当たりにしてしばらくのち、
改めて試合の映像を見る機会がありました。
全身全霊をかけて、それぞれの夢のために闘う、ふたりのボクサー。
あの悲劇的結末を知ってなお、ボクシングって、本当に美しいなぁ、
などと思った自分がいました。


今、本当に、しょうもない奴のしょうもない試合と、
それにまつわるしょうもない話題がボクシング界を覆い隠していますが、
それでも私は(頭脳警察の曲みたいですが)ボクシングを見ることを
止めはしないでしょう。
私は、すでに美しいものを見てしまっているから。

そんな気持ちを新たにした、この話題でした。


ボクサーとして、最高の形での供養だと思います。
改めて思います。名城信男は、本当に立派なチャンピオンです。
田中聖二さんも、きっと喜んでくれているでしょう。


コメント (4)
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