さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

勝手に殺さんといてんか

2006-08-03 22:10:07 | その他
TV見てましたら、二宮清純という電波芸人が、しかめ面をこさえて、
ボクシングの行く先を憂うスポーツライターの役を演じておりました。

昨日はボクシングが死んだ日である、などという戯言を皮切りに
ホリエモン騒動まで話は走り幅跳びしておりましたが、
要するに亀田に苦言を呈し、ボクシングの現状に不安を表明するという役どころでした。


しかし、人間てのは、仕事となればどんな手の平返しでもやってのけますね。
以前、亀田について「この男は、いったいどこまで強くなるのだろうか」なんて
名文句で締めくくるヨイショ記事を書いてたのはどこのどなた様ですか、と
いぢわるな質問をしたくなりました。


しかし、ワールドカップのにわかサッカー評論家のごとく、
にわかにボクシングを語る人の多いこと。

誰かひとりでも

「亀田なんてのは特殊な存在であって、
徳山昌守とか長谷川穂積とか名城信男とかイーグルとか新井田とか、
キムやんとか内藤とか榎とか、他に良い選手はいくらでもいるんですよ」

と言う人間がおらんものか、と思いますが、案の定、誰もおりません。


結局、どの局も、亀田批判であれ擁護であれ、
亀田陣営の基本方針である「亀田以外に人は無し」という縛りから
逸脱することはないわけです。

ところが、それならそれで亀田限定の話を延々としてればいいものを、
中にはボクシング界の体質がどうのこうのと言う輩がおるのです、これが。
冒頭に書いた「昨日、日本のボクシングが死んだ」が、その典型です。


ほんま、お願いしますよ。
勝手に「亀田=日本のボクシング」にせんといてください、電波芸人の皆さん。
勝手に、日本のボクシングを殺さないでください。
私ら、他に面白い試合いっぱいあるし、見たい選手もいっぱいおりますんで、ね。


コメント (4)
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