映画@オペレッタ狸御殿

狸と人間は恋に落ちてはなりませぬ。

唐の国から狸御殿に招かれた狸姫（チャン・ツィイー）

その美しさゆえ、実父でがらさ城城主の
安土桃山（平幹二朗）に命を狙われる
雨千代（オダギリジョー）

安土桃山は、美しさも富も名声も、すべてにおいて
自分が一番でないと我慢ならず、推定百歳の予言者、
びるぜん婆々を使って。。

そんな二人が運命の糸に引き寄せられて巡りあう
ひと目見たそのときから恋に落ちたものの、
二人の行く手には、さまざまな難題が待ち受けていた

こんなストーリーなのだけど。。
ストーリーなんてあるような無いような
オダギリジョー、チャン・ツィイーの共演に惹かれ
全く期待せず観てみたものの、
思った通り「ひゃぁ～、なんだ、これ～～!!」なのだ
オダギリジョーの歌。。ど、どうよ？
どうした、チャン・ツィイー!!
ダンスに至っては、ハワイアンあり、二人のタップダンスあり
とにかく混ぜこぜで突っ込みきれない、ある意味笑える
唖然としながらも、暖かく最後まで見守りましたわ

そもそも“狸御殿”とは
1940～50年代の日本映画黄金期に、“オペレッタ喜劇”として
日本中を夢と涙と笑いで包み、映画各社が競って看板女優を起用、
製作した大ヒットシリーズだそうで

そして豪華キャストの中、狸姫の乳母役の薬師丸ひろ子さんも
頑張ってましたね～
美空ひばりのデジタル出演っていうのもありで

オダギリジョーとチャン・ツィイーがたっぷり観られたし
それだけでも観て損はない、良しとしましょうか♪

なんとも評価し難い度　

　
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