映画@ローズ・イン・タイドランド/TIDELAND

2006年07月12日 12時35分55秒 | 映画 ら行
『不思議の国のアリス』が大好きな
10歳の少女ジェライザ=ローズ
両親が2人ともヤク中で、ある日ついに母親が死んでしまう
慌てた父親はジェライザ=ローズを連れて故郷へと旅立つ
辿り着いた実家は、周囲に何もない草原の中に立つ
誰も住んでいない壊れかけた古い家
着いてすぐに、父親もクスリを打ったまま動かなくなってしまう

一人取り残されたジェライザ=ローズ
指にはめた頭だけのバービー人形を相手に
周囲の探索を始じめるのだった。。。

「奇想天外な世界観を持つ」というような批評を見かける
監督テリー・ギリアム作品
『不思議の国のアリス』のローズ版
現実離れしたファンタジーでありながら、リアルでグロテスクでシニカル
10歳の純粋でおしゃまで好奇心旺盛な、少女ローズ
現実と空想の世界を行き来する、彼女の視線から見る世界観なのだ
いや、監督の頭の中を覗いたのかもしれない

ファンタジックで、どっか行っちゃってて、ごちゃまぜ、
ギリギリの感じで、それにちょっとちゃっちい感じも。。
いったいぜんたい何が言いたいのか良く分からないのだけど
それはローズの想像力、逞しさ気まぐれさでもあって
そこそこに引き込まれる部分もある
結構面白い映画だったなー

子供の頃やったよねー、お人形遊びやおままごと
いろいろ空想しながら遊んだもの、そんな事を思い出したりもして
それに、子供って思いがけない事を言い出したり、
大人のマネをして、大人を驚かせたり笑わせたりするでしょう!!
ローズはそんな普通の少女なんじゃないかなぁ?

ローズの4人のお友達の名前は、ミスティーク、サテン・リップス、
ベイビー・ブロンド、そしてグリッター・ガール
みんなそれぞれ違う性格で、時にローズを励まし、
母親も父親もいなくなってしまっても
いい話し相手になってくれる
この4人との大人顔負けの会話が可愛くて、面白い


近くに住む、ローズの新しいお友達
相当変わった姉弟
弟ディケンズは実は精神年齢10歳ぐらい、ローズと2人で
空想の世界を楽しむのだ、ちょっとハラハラするけどね。。

かなり、個性的なお2人でしたわ。。




主役のジョデル・フェルランドちゃんはとにかく可愛い♪
オリーブ色の瞳がキラキラしてて
11歳にしてすでに26本ものテレビや映画に出ている
このべテラン子役、凄い女優になりそうだわ!!



子供ながら、キレイだよねー
彼女の映画でしょう、この映画は


っつー事で、『不思議の国のローズ』のイマジネーションの世界が
楽しめた映画かなー♪


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (ノラネコ)
2006-07-12 23:32:29
映画としては今ひとつでしたが、ジョデル・フェルランドは凄いですね。

良くも悪くも彼女の映画でした。

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TB&コメントありがとうございます!! (satty)
2006-07-13 12:48:27
ノラネコさん

こんにちは!

ジョデル・フェルランド、ホント凄い!!

可愛いくて、演技も素晴らし~い!!

これからも、美しい女優さんとして活躍して欲しい

そんな事も思いながら観てしまいました
返信する
ローズ・イン・タイドランド (ichi)
2006-07-26 05:40:11
こんばんは。

ジェライザ・ローズはすっごくよかったんですけど、ギリアムの作品がこういう感じたとは全く知らなかったんで、エグさとかグロさとかにすっかりあてられちゃった感じです。(w)

悪い夢を見ている感じっていうんでしょうか、そういう感じでした。
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こんにちは! (satty)
2006-07-26 12:05:48
ichiさん

TB&コメントありがとうございます!!

そうですね、こういう感じですね。。

美しいファンタジー映画をイメージしていたら

全く違うモノだったと思います。。

あまり楽しめなかったみたいで残念ですね

悪い夢も時々見てしまうものです。。

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