映画@ビッグ・リバー/BIG RIVER

2006年05月20日 18時01分54秒 | 映画 は行
国も文化も境遇も異なる男女3人が偶然に出会い、
4日間の旅を通して友情を育んでいくロードムービー

アリゾナ州の砂漠、日本人バックパッカーの哲平は、
蒸発した妻を捜しにアメリカへ来たパキスタン人のアリと出会う
彼の車に乗せてもらったものの、車はガス欠。。しかも砂漠のド真ん中
しかし、2人は偶然出会ったアメリカ人女性サラに助けられる
やがて3人の間には友情が生まれ、旅は始まる

オダギリジョーの全編英語のセリフ!!
ヒッチハイクをしながら全米を旅する異邦人、哲平
堪能させて頂きましたわー、オダギリショーを



そして、アリゾナの景色が素晴らしかったー!!
土っぽい感じの映像の色使いが、凄く好き♪

でもねー、う~ん、内容がイマイチ。。
どこかでオダギリジョーのインタビューの記事を読んだけど
「間の多い作品、自分でいろいろ感じて欲しい」のだとか。。
確かにそうだねー、沈黙も多いし
想像力を豊かにさせてくれる映画かも。。(笑)
例えば、哲平は実はいいとこのボンボンだったりして。。とか
アリは絶対お金持ちそうだし、サラは、何処かのバーで働いていて
あの荒れた地で雑草のように強く生きているんじゃないかな、とかね
 
でも、哲平にしろアリにしろ、何であんな所に?なんてところから
サラはどうしてあのトレーラーハウスになんか住んでるのー?とか、
ホント、疑問はつのるばかり。。つっこみたーい!けど
つっこみたいとこだらけなので、やめとこう
というのも、説明がほとんどされていない
なので、誰かひとりに感情移入する事も出来ないし。。
オダギリジョー演じる哲平に、どうもいまひとつ掴みどころがない
盛り上がる場面が無かったんだよねー。。それがちょっと残念。。

だけど、あんなだだっぴろい砂漠の中に居たら、ここに来るまでの経緯や、
それぞれのバックグラウンドなんて関係ないのかもしれないなー
説明なんていらなかったのかも、特にこの3人の間には
それに、人生これからいくらでも変えられるもん、この3人

それぞれが自分の居場所を探している、孤独な3人。。
偶然出会い、一緒に過ごした4日間
少しずつ本音を話す事で、険悪ムードな時もあったけど、
気持ちはだんだん近づいて行く
一緒に居た事で、心の隙間を埋め合えたし、新しい道へ出発するための
きっかけにもなったんだよね
そして、どんな風に別れの時が描かれるのかも、気になってくる

その別れのシーンは、やっぱり淋しかったけど
アリには、早く新しい人生へ出直して欲しいよねー
哲平にも、しっかり自分の進む道を見つけて欲しい
小さなコミュニティーにいるサラには、もっと広い世の中を見て欲しい

しかし哲平とサラはいったいどうなるのかなー??
あのラスト、想像するしかないかっ

「テッピー」が可笑しかった、アリ役、カヴィ・ラズ
すごく味のある俳優さんだったなー
サラ役の、クロエ・スナイダー、キレイだわ~、ホント
パリコレモデルの経験を持つというだけあって、スタイル抜群!足長っ!
そしてやっぱりオダギリジョー!カッコイイー!
煙草を吸う姿が、素敵でしたねー♪
ラストの、走る後姿も良かったー!!
オダギリジョー主演の新作映画の上映が、次々控えているので
またまた楽しみですっ!!

 ポスターがカッコいい!!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちはー♪ (satty)
2006-08-17 13:55:23
カオリさん

そうですね、深く考えてはイケナイのでしょう

オダギリジョー、いろんな意味で日本人の青年らしさを

上手く演じていましたよね

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こんにちは (カオリ)
2006-08-13 15:45:59
「テッピー」よかったですね。「テッペイだよ」と唯一強く主張したシーンのような気も・・・。まあ、名前ですからねえ。

何故??を問うてはいけない作品だと思いました。(笑)
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