映画@最終絶叫計画/SCARY MOVIE

2006年06月01日 11時59分50秒 | 映画 さ行
ハロウィンの夜マスク姿の殺人鬼に、
高校生のドリューが殺された!
事件を聞いたシンディは、1年前に友人たちと車ではねた男の死体を
捨てたことに関係が?と心配する。。
そんな彼女を友人は「ホラー映画じゃあるまいし」と笑う

しかし、事件は続き、町はレポーターが集まり大騒ぎ
謎のマスクマンとはいったい誰?


「ラストサマー(最終)」「スクリーム(絶叫)」、
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト(計画)」がベースのパロディ映画
うーん。。残念な事に「ブレア・ウィッチ」しか観てない。。
まっ、これらのパロディと知って観た訳で。。
他の2作を全く知らない訳でもないけど、
やっぱりこの3作を観ていた方が断然面白い!!ってところ

更に!中にパロった作品が30以上!!
いやー、そんなにたくさん見つけられなかったけど、
いきなり「シックスセンス」の冒頭のメッセージのパロディ(笑)
誰もが知ってる、「マトリックス」のノケゾリには笑えるし、
ラストが「ユージュアル・サスペクツ」(?)に「おぉ~」だよねー
ただ、古い作品となると、忘れてしまっている映画も多いかもしれないな。。

しかーしです!!
ストーリーのほとんどが「スクリーム」って映画なんですが~
観ていなくても、面白いんですよー、これが!!
おバカで、下ネタ満載!モチロンR指定、笑えるー!!
これって、しっかりストーリーに沿っているからなんでしょうね~
観た後で、「スクリーム」のストーリーやらレビューやら読んでみたら
そっか~、納得!!そこら中にネタがあった訳ね。。
なんて、あとから納得するのもちょっと淋しい。。
でぇ、その「スクリーム」自体もパロディなの?
だからパロディのパロディで。。えーっと。。
なんか分からなくなってくるな~
多分私、普通におバカ映画を楽しんだって感じだったかも
いっかー、あまり考えず、次、続編行ってみよう♪


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映画@シティ・オブ・ゴッド/CITY OF GOD

2006年05月22日 10時45分30秒 | 映画 さ行
舞台は60年代末から80年代初め、
ブラジル、リオデジャネイロ郊外の
スラム街“シティ・オブ・ゴッド”
そこでは、銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた

60年代・・暴力も銃もドラッグもすぐそこにある日常の中で
3人のチンピラ少年が幅を利かせていた
ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともに
モーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験し、そして消えた
一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペはカメラマンを夢見ている

ストーリーはこのブスカペの語りで進んでいく

70年代・・名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、
“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた
自分たちの敵は、容赦なく撃ち殺していく
彼は親友ベネとともに、一日でスラム全域を支配下に治め、
18歳にして街でNo.1の悪党に成り上がる

終焉のはじまり一70年代末~・・それは、はじまりなだけだった。。
リトル・ゼとヤクの元締めセヌーラとの血で血を洗う壮絶な争い
いつか終わる日は訪れるのだろうか。。

常に「生きるか死ぬか」「食うか食われるか」の
少年たちの仁義なき戦い。。
「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督の作品なんだけど
凄い!凄すぎっ!!この映画
約150分だけど、一瞬も気が抜けない、しかもグッタリ疲れたりもしない
まずオープニングから衝撃的!!
初めは、激しいカメラワークに酔いそうだったけど、その迫力と
映像からのパワーには圧倒されるわ、流れは速いわで
何か考えている暇もない、画面にクギヅケになる
とにかく強烈に印象に残る映画

チビッコギャング団なんて、下はまだ小学校低学年ぐらいだよね
そんな子たちが、銃を普通に持ち歩いている
この町ではこう生きるしかないのか、少年たちの逞しさにも驚く
出演しているほとんどが、実際にスラムに住んでいる子供たちなのだそう
だからリアルなんだろうなー。足か手、どっちを撃って欲しいか聞かれた子。。
まだホントに小さかったよね。。かなりショックを受けるシーンだった
あの泣き方は演技とは思えないし
子供同士、友達だって殺さなくてはいけない、ギャングへの道は厳しいのだ。。

しかし、凄く重いテーマながら、観ていてさほど辛くないんだよね
実にサバサバしていて、暗くない
不謹慎にも、カッコイイー!!と思ってしまった
映し方がとにかくイイし、音楽もイイ、青春映画的な部分もある
それに、ベネのような人のいいギャングがいたのも、良かったのかも
べネのキャラは好きだなー

それにしても、リトル・ゼは凄い子だ
笑いながら人を殺すシーンはぞっとする
彼が街を支配して行くにつれ、街が穏やかになるっていうのが怖かった
リトル・ゼの時代は終わっても、ずーっと続いて行くんだろうな

それに、彼らを救う事なんて誰にも出来ない気がする
警察もあてに出来ない訳だし、彼らは自分の身は自分で守るしかない
ギャングになるか、ブスカペのように道を見つけるか

ブラジルのスラム街では、現在も日常的にこんな事が
行われていると言う。。怖い、本当に。。
更に最後に驚いたのは、この映画が事実に基づいているという事
ひぇぇ~、だよね、ホント

この子供たちには、生きる力を感じるし、
私とは、流れている血の濃さが違う気がする

何はともあれ、観た方がいい
この映画を観て、ギャングに憧れたら恐いけどね


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映画@ショーン・オブ・ザ・デッド /SHAUN OF THE DEAD

2006年05月08日 12時25分25秒 | 映画 さ行
ロンドンに暮らすショーンは、いい歳して
人生の目標や目的を持たぬまま、ニートな生活の
親友のエドとパブに入り浸るばかりの冴えない毎日を送っていた

ついに長年の恋人リズにも愛想を尽かされ、落ち込んだ彼が
酒を飲んで目覚めた翌朝。。
いつの間にか、街はゾンビで溢れかえっていた!
ショーンはゾンビと戦い、そして、愛する恋人、母親、友人たちを救うため、
ヒーローとなって立ち上がるのだ

予想以上に良かった~!!大好きですっ、これーっ!!
後になって「フフフっ」とまた思い出し笑いしてしまう
爆笑じゃないけどなんか可笑しくて、ちょっぴりホロリとくるホラーコメディ
ゾンビをパロっているようだけど、残念ながらゾンビを観ていないし、
ドロドロしてたり、血が飛び散ったりするホラー映画は、私どうも敬遠がち。。
もちろんこの映画の中でも、ホントに怖いゾンビが現れるし
残酷なシーンもある、ドキドキもするし、でもこれは面白かったー♪

普通の日常の中に突然現れるゾンビたち
しかし、ホラー映画とは思えないはじまりなのだ。。
ショーンたちは、町の異変に全く気付かない。。
このショーンが、なかなかダメなヤツなんだよねー
「ニュース、ちゃんと見て!!」「ほらっ、後ろにいるからっ!!」と
画面に向かって、話しかけたくなる

庭に現れたゾンビに応戦する二人、家の中のモノをゾンビの頭目掛けて
投げるのだけど、それが当たらないのなんの。。
円盤のように投げるレコードの選択も面白いし!
二人がゾンビを倒す時に流れるクィーンの曲も最高ー!!
そんなこんなで、大変な事になっていると、ここでやっと気づくのだ
そして、母親と恋人リズを助けなければと二人で考えた、安易な
シミュレーションも可笑しい!

命からがら母親とリズを連れ出し、車の中でのシーンも良かったよねー
皮肉にも別れた後、それもこんな所でこんな形でだけど
リズを母親に紹介出来たし、その後ゾンビになっちゃったけど、
義理(?)の父親とのわだかまりも解消出来たし
そして、ウヨウヨとさまようゾンビたちを、すり抜けパブに向かう
ショーンたちがまた笑えるんだよねー、ナイス!!

しかしパブに逃げ込んでからも、ショーンの作戦だからねー、
迫り来るゾンビたち。。もう成す術もなくなる。。
そんなギリギリの中で、それぞれどんな態度を取るか。。
こんな時、絶対性格が出るよねー
愛する友人、エドとの別れも切ない。。
このエドが良かったよねー、面白いし憎めない

今までの普通の日常に戻るショーンだけど、このストーリー、
彼にとってはこの上ないハッピーエンドだろうね♪
しかし、ヒーローになったのか、どうかは。。?ねぇ。。

ショーンに訓練され、エドがあんな風になっちゃった、ラストも凄いね
まっ、エドがまたショーンと友達でいられる事には少しホッとしたけど。。

そしてそして、エドガー・ライト監督がカッコ良いー!!

 ゾンビが怖ーい
 

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映画@STOMPの愛しの掃除機

2006年05月01日 11時38分27秒 | 映画 さ行
産業スパイの父親の元で働く青年ジャック
世界に1台しかない伝説の掃除機の設計図を
手に入れるため、ジャックが送り込まれた先は、
とある田舎町のなんとも怪しい掃除機工場、
JJヴァキューム社

先代の死後、経営者の二人の息子が掃除機を巡って反目しあい、
町も工場も真っ二つに分かれていがみ合っている!

英国発、エンターテイメント集団
このパフォーマンスが観たい~♪
ストーリーよりも、STOMPのシーンを期待して観てみたのだけど。。
映画館で観たらもっと良かったのかも。。という感じ
じゃ、ストーリーが良いのかと言ったら、そちらもいまひとつかな~
期待しただけに、ちょっと残念でしたねぇ
それにギャグもすべっちゃってないかー?笑えなーい。。
「めちゃイケ」のSTOMPの方が、面白いよー!
なんて言っちゃったら、ちょっと言いすぎかな。。

確かに掃除機工場内部や、後半の戦闘シーンなど、
あちこちに盛り込まれたSTOMPシーン、迫力はあるけど
もっと、派手にやって欲しかったなー
そう、中でパブのダンスシーンは良かったねー!!

それに、主役の方たちは俳優さんなのでSTOMPには
もちろん参加しないんだよね
でもジャック役のキップ・パルデューくんが可愛かったので
その辺で、救われたかな

やっぱりDVDじゃなくて、ステージでのパフォーマンスが観たいねー!!
絶対迫力が違うと思う!!


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映画@人生は、時々晴れ

2006年04月03日 10時50分09秒 | 映画 さ行
夢も希望も、しかし絶望も無いイギリスの低所得層の
リアルな日常生活、どこか近所にいそうな、3つの家族
大事件や劇的なドラマは起こらない
ひたすら淡々と追ったホーム・ドラマ

タクシー運転手として日々坦々と過ごすフィル
妻ペニーは、スーパーで働き苦しい家計を支えている
息子ローリーは反抗的な態度で、最近で言うニートな毎日を送り、
老人ホームで清掃係をする娘レイチェルは、無口であまり感情を表に出さない
4人揃って住みながら、心は通い合ってはいなかった。。
そして、同じ集合住宅で暮らす2つの家族も、幸せいっぱいの
生活ではなかったのだ。。
そんなある日、息子のローリーが胸の痛みを訴えて突然倒れてしまう
この事から、この家族にちょっとした変化が起こり始めるのだった

邦題を見て、元気が出る映画か?なんて思ったのだけど
はっきり言って、元気がなくなる映画だったかも
これは、どよぉーんとした気分になる

皮肉にも息子の病気がきっかけで、家族の絆を取り戻して行く
最後のシーンでなんとなく救われた
辛い事も言ったけど、家族が本音を言い合えたのも良かったかなー

この映画は台本無しで、俳優たちが即興でキャラクターを創り上げて行く、
リハーサルになんと半年をかけたのだそうだ
タクシー運転手、ティモシー・スポールの「ダメ親父」っぷり!
あの、生きることにくたびれた感じったら、演技をしているとは思えないほど
それにこの家族、神経を使っている妻ひとりが華奢で、夫と2人の子どもは
肥満という設定も面白い

世の中の「勝ち組」なんて、多分ほんのひと握りの人たちだと思う
でも、生きていればこれから何があるかわからない。。
やり直す事だって出来るしねー
「まっ、時々晴れればいいんじゃないっ!」と思った映画だったかなー


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映画@ステップ!ステップ!ステップ!

2006年03月25日 12時55分40秒 | 映画 さ行
ニューヨークの公立小学校の5年生
情操教育の一環として、社交ダンスを学ぶ子供たち!
10週間のコースが義務づけられ、 コース終了後に
ニューヨーク市のコンテストに出場する
さて、今年の優勝校は!!

凄く、良かった!!
練習風景、子供たち、先生へのインタビューが織り交ぜられた、
ドキュメンタリー作品なのだ

子供たちは社交ダンスを知り、コンテストでの勝利を目指しながら
ダンス以上に多くのことを学んでいく
先生たちの愛情と熱意が伝わり、子供たちがどんどん変わっていくのだ
子供たちの姿を見ては涙が出るし、ダンスのインストラクターや先生の、
涙のインタビューを見ると、もらい泣きして来るし。。
どうも、最近涙腺が緩みがちなのだぁ。。

ドミニカ移民が多い、ワシントンハイツ第115校
貧困家庭が多いという状況で、家庭に問題を抱える子供が多い
「今年は絶対にドミニカ人が優勝するわよっ!」と気合い十分の熱血先生
ヨマイラ先生


そのもとで、大人顔負けに踊る子供たちは
血もあるんでしょうかねー、上手かったー!!
いやいや、顔負けどころか、普通の大人では敵いません!
他の学校の子供たちとは、レベルが違いすぎるぐらい上手かった!!



この女の子、子供とは思えないセクシーさっ!!
大会では、情熱的なダンスを披露して
審査員にウケまくってましたねー
そして男の子の紳士のような振る舞い、ダンスの上手さにも
クギヅケ間違いなしっ!!

子供たちへのインタビューがまた面白い
私、こんな事言えるかな?みたいな、しっかりした答えが返ってきたり、
無邪気な部分もあったりで凄く可愛いし
負けたチームの会話の中でも、それぞれ個性たっぷりで
「審判がちゃんと見ていなかったのよ」と言う子もいれば
「もっと努力できたかもしれない」としっかり分析している子もいる
笑ってしまうし、感心したり、こちらが教えられてしまう事も。。

そして迎えたファイナル、自分の家族が出場しているような緊張感で
先生たちと一緒に応援したくなる
本当に嬉しそうに踊る子供たちの笑顔が良かったし、
その子供たちの親へのインタビューも凄く良かった

あんなに頑張ってくれたら、そしてあんな笑顔を見せてくれたら、
先生たちも、これからもっと頑張れるねー
子供たちにとって、これからの人生を左右する経験をしたに違いない

もっともっと、ダンスを見ていたかったな
音楽も凄く良かった♪
いやぁ、子供たちからエネルギーをもらえましたわ


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映画@サイドウェイ

2006年03月14日 10時17分33秒 | 映画 さ行
離婚のショックからまだ立ち直れないでいる、
中年の小説家志望の国語教師マイルスが、
結婚を1週間後に控えた大学時代からの親友ジャックと
カリフォルニアのワイナリーへとワイン・ツアーの旅に出る。

ジャックは、かつてはテレビドラマにレギュラー出演していた
人気タレントで、それを武器に女性を口説き落とすプレイボーイ
結婚前に思う存分女遊びをしたいというのが、ジャックの旅の目的なのだ
一方、恋愛には全く不器用なマイルス
真逆の二人は時にぶつかり、険悪な雰囲気にもなり。。

そんなマイルスが旅の途中で出会う、ワイン好きの魅力的な女性マヤ
マヤも離婚を経験し、新しい道に進む途中だった
マヤがマイルスに興味を持っていそうだと見抜いたたジャックは、
二人が近づくよう仕向けるのだが。。

様々な事件を通して、旅はいつしかマイルスが自分自身を
見つめ直す旅へと変わっていく
そして、最後には。。

この映画の見所はワインにもあった
たくさんのワイナリーを試飲して回る
素晴らしい景色と美味しそうなワイン、レストランもお洒落だし

マイルスとマヤのワインを飲みながらの会話がまたイイ!!
ワインの成長を人生に例えて熱く話すマヤがステキだった

ワイナリーの人も納得させる程、マイルスはワイン通!
「カリフォルニアの白は人工的な味がする。樽臭が強い」
「ピノはぶどうの皮が薄い、取れる場所も少なく強さは無いが繊細な味」とか
たくさんの種類のワインが紹介されているので
ワインの勉強にもなりそう

カベルネとかシャルドネは良く聞くけど
マイルスとマヤのお気に入りはのピノの「ハイライナー」と言うワイン
見つけて飲んでみたいなー
ワインの味は、正直言ってよくわからないけど
「美味しい!」と思うワインに、まだめぐり会っていないのかもしれない
この映画を観て、美味しいワイン探しがしたくなって来たな~

「SIDEWAYS」は人生の寄り道
ワインを飲みながら友人たちとゆっくり会話する時間、
大切だねっ♪


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映画@シリアナ

2006年03月07日 10時43分21秒 | 映画 さ行
13キロも体重を増やし、今回この役に挑んだという
ジョージ・クルーニー
先日、見事アカデミー賞 最優秀助演男優賞を受賞!!
ひげもたくわえ、もっさりしていて、最初誰だか分からなかった
ジョージ・クルーニーはやっぱり凄い!!

この『シリアナ』は、CIA、アラブの王族、アメリカ司法省、
イスラムのテロリストが石油によってつながっているという
“真実”を描いた作品
『トラフィック』の石油版?と軽い気持ちで観てみたものの。。
難しすぎ!!話しが複雑だし、主役級の登場人物多すぎ!!
更に、中東情勢というものが良くわからない次第で。。(しょんぼり)

とにかく付いて行くのに精一杯で、全部の繋がりなんて分りようがない
終わった時には、もうぐったり。。
ラストにはなんとなく最初との繋がりだけは見えたような。。
元々このテーマ自体、私ごときに理解できるような問題ではなく、
私にとっては、こんな事実があるという事を知らされた映画だったのかも
と、開き直っちゃおう

しかし、疑問はたくさん残るばかり。。
アメリカの石油会社との関係を変えて、国の体制も平等にと考えた
ナシール王子が、アメリカによって暗殺されてしまった訳だけど、
その暗殺のシーン、車を乗り変えて命拾いしたアナリストのブライアン、
車で近づき王子と一緒に命を落としたボブ、偶然だったのかな、これ?
ボブははめられたような気がするんだけど。。

分かりやすかったのは、油田を解雇された青年が自爆テロを
決行するあたりかなー、あんな形で抵抗するしか無かったんだ。。

が、監督自身もHP上で「疑問はオープンのまま残されている」
「すべてを結論付けない~ 」と語っている
なので、疑問は残ったままでいいって事なのかな?

公式HP↓
http://wwws.warnerbros.co.jp/syriana/

そして、この『シリアナ』は、元CIA工作員による暴露本
「CIAは何をしていた?」をもとに生み出されているそうだ
(これも知らなかった。。)
 
 

映画をもう一度見たいけれど、しばらくは見直す元気が出そうもないので
この本を読んでみるとしようかな。。


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映画@ジャーヘッド

2006年02月23日 11時23分51秒 | 映画 さ行
海兵隊員に憧れ、厳しい訓練に耐え、
狙撃の名手として戦場に来たひとりの若き兵士
しかし、そこには、銃を向けるべき敵がいない
戦闘によってエネルギーを発散することもできず、
欲求を内側に爆発させる兵士たちは、砂漠でひたすら"待つ"ことで、
自分自身、そして仲間との戦いを強いられる。

この映画では、主人公が一人も殺さない、目を覆いたくなるシーンや
血なまぐささが全く無い、戦争のリアルさをあまり感じない
この兵士たちがそうだったように、観ていてちょっと消化不良気味
だったかなー、という気もしたけど
「メディアが暴けなかった湾岸戦争の真実が、ここにある」という
コピー通り、これもまた現実だったんだ。。

かなりの洗脳を受け、士気を高め、よしやるぞ!となったにも関わらず
当面は油田警備。。
見渡す限り砂漠の中、どこにもいない敵に向かって手榴弾を投げたり
地雷を探す訓練をしたり。。百数十日間に及ぶ、待機。。
でも、見えないどこかでは確実に戦争は進んでいて。。
若者たちのエネルギーの持っていき場所無いし
あとは、自分との戦いだよねー
結局、無意味だったんじゃないかって思ってしまった

最後、あのジャーヘッド達、人を殺さずに無事帰って来れて良かったって
思ったんだけど、ハイテク戦争と呼ばれたこの湾岸戦争。。
戦闘機に乗って、ゲームのように爆弾を落とした兵士は
人を殺したっていう感覚が、きっと無かったんじゃないかと思った
それが、恐いよね。。
彼らはそれに近いモノを目の当たりに見た訳だし。。
違った意味での心の傷を負ったかもしれない

でも、最初のラッパのシーンやマスコミの取材とか笑えるシーンも
結構あったり、あのトイレ事情!あれリアルなんですかねー
キッツーイ。。(燃やすのぉ??)
男ばかりの部隊も!す、すっごい!!
音楽も良かったし、砂漠の風景も美しかった。。
ジェイク・ギレンホールの坊主頭、可愛かったし♪

兵士たちの心情に興味を持って観たのだけど、面白かったかどうかは
「うーん。。??」でも、観て良かった映画でしたわ


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映画@ザ・メキシカン

2006年02月21日 10時52分45秒 | 映画 さ行
最近ツキに見放されている運び屋のジェリー
組織の命を受け、世界一美しいと謳われた
アンティークの拳銃“メキシカン”を
受け取るためにメキシコに旅立った

しかし現地でドジを踏み、銃を奪われてしまう。
ジェリーが裏切ったと睨んだ組織は、喧嘩別れしたばかりの
恋人サマンサを人質に取り、さらに追手をメキシコへと向けるが、
銃を狙っているのは実は彼らだけではなかったのだ。。
 
一丁の拳銃を巡って、L.A.、ラスベガス、そしてメキシコへ
ジェリーとサマンサの絶ち切ることの出来ない愛。
やがて2人の愛が銃にまつわる伝説と重なり。。

私の中では、この作品のブラピが一番好きかも~
表情といい仕草といい、とにかく良い!!
サマンサ役のジュリア・ロバーツもめっちゃくちゃ可愛い!!
劇場でも観たんだけど、夕べ深夜に放送されていて
途中で寝ようと思いながら、結局最後まで観てしまったー!!

サマンサを人質にとっていた、リロイと彼女の間に芽生えた友情、
しかしどんでん返しがあり。。
ジェリーにはサマンサに対しても、組織の人間に対しても愛があり、
心優しい運び屋なんだな~

そして最後はハッピーエンド♪
大好きな映画ですー


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映画@スクール・オブ・ロック

2006年02月08日 10時00分22秒 | 映画 さ行
主人公・デューイは、こよなくロックを愛し、
ロックの魂を追求して、バンド・バトルに出場して
メジャーになることを目指している。
しかし、バンをはクビにされ、ルームメイトからも、
家賃滞納で追い出されそうになり。。

ところが、学校の代用教員をしているルームメイトになりすまし、
名門小学校へと入り込む事になる
その小学校には、子供らしいさと個性を失った小学五年の生徒たちと
表向きは厳しいが、実は心の中ではPTAからのプレッシャーを恐れ、
自分の本当の姿を隠している女性校長が待っていた

しかしデューイには勉強など教える気は全くない。毎日が休憩時間。。
が、ある日、クラシック音楽を演奏する生徒たちを見てピンと来た
生徒たちにロックを教え、バンドを組んでバンド・バトルに出るんだ!
かくして、デューイの生徒への”ロックの授業”がはじまり、
生徒たちもたちまちその気になっていった!!
厳格な女校長の目を盗んで、防音した教室で練習を続け、
バンド名も“スクール・オブ・ロック”に決定!!
順調に進んでいたが、バンド・バトルへの出場前日に。。

「ロック教師」と生徒たちが一体になり、ロック・バンド・バトルの
優勝を目指す!!ありがちなストーリーだけど、熱い!!とにかく熱い!!
子供たちの演奏もすっごい上手だし、歌もうまい♪
そして、ロック・ユニットも組んでいるデューイ役の
ジャック・ブラックの強烈な演技には圧倒されたー

それに、デューイの子供たちにへの接し方、良かったなー
楽器が出来ない子たちにも係りを決めて「おまえしか出来ない!」と
自信を持たせ、うまく行けば身体全部で褒める!!
子供たちが惹きつけられる訳だ、まさにカリスマ的
女の子3人「グルービー」役にさせたのには笑えたけど

ロックを通して心が通じ合い、自由を知り、皆で笑い合い
しっかりしていく子供たちの姿には、感動してしまったー
子供たちが本当に生き生きしていったから、
それに、校長先生も最後はとうとうはじけちゃいましたねぇ~
観ていてワクワクしてくる映画だったなー、面白かったぁ!!

もちろん、音楽も良かった!!
最後のクレジットでの演奏も最高に良かった!!


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映画@シリアルキラー・アイリーン

2006年01月31日 12時12分36秒 | 映画 さ行
モンスターと呼ばれた女
映画『モンスター』の
アイリーン・ウォーノス

46歳でその壮絶な人生に終止符をうった、
アイリーン・ウォーノスの逮捕から死刑執行までを追った
渾身のドキュメンタリーだ!!
『モンスター』の公開後、すぐに公開された作品
こちらの方が面白いというご意見もあるようで

「私はキリストと船に乗って旅立ち、再び地上に現れる。
私は必ず戻ってくる」
そう、予言めいた言葉を残し、アイリーンは死の瞬間を迎え入れた
そして、本当に映画の中で蘇ったのだ!!

これは、まだ観ていないのだが。。
写真を見る限り、実物のアイリーンとシャーリーズ・セロン
演じるアイリーンが似すぎていて驚いた!
恐ろしいぐらい。。

是非、観てみたい

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映画@シンデレラマン

2006年01月29日 14時36分17秒 | 映画 さ行
大恐慌に暗く沈むアメリカに希望を与えた
“シンデレラマン”
実在のボクサー、ジム・ブラドックの奇跡の半生を
映画化した感動のヒューマン・ストーリー

愛する妻メイと3人の子供に囲まれ幸せに暮らすジムは、
前途有望なボクサーだった
だが、武器にしていた右手を故障してしまったことをきっかけに
事態は一転、ライセンスを剥奪され、さらに時代は恐慌を迎え、
食べるものもままならない生活を送る事となってしまう
日雇いの肉体労働をして家計を支えていたが、その仕事すら
ありつけない日も。。借金は増え、電気は止められ。。
しかし、ジムは諦めなかった、大切な家族を守るために!!

そんなある日、元マネージャーのジョーから、一夜限りの
復帰試合の話が舞い込んでくる!!
が、相手は勝ち目のない新進ボクサー。。それでもジムは、
その報酬で家族を救えるという一心で試合を引き受けるのだった
死に物狂いで戦った!かすむ目の先に家族たちの顔が。。
そして、奇跡は起こった!!

ここからジムの快進撃が始まるのだが、
戦うのは選手だけれど、マネージャーのジョーも素晴らしかった!!
自分の資財を投げうってまで、ジムを見込んでサポートしたのだ!!
ジムは再生し、世に知らせるプロモーションも成功させ、
そして、リングサイドで試合のアレンジをするジョーの
陰の力無くしては、ここまで来れなかっただろうと思った

しかし、最後の世界チャンピオンとの試合は息が止まりそうだった
相手は、過去に試合中二人も殺しているヤツだ!!
ラッセル・クロウはこの映画のために18キロの減量をしたと
何かで見た気がするが、迫力の演技だったな
観ていて痛さが伝わって来た

中で、子供たちの事を心から思う姿にジーンと来る場面も多かった
寒さ、貧困のため、子供を親戚に預けたメイ。。
それを知ったジムは、電気代を支払い、子供を連れ戻すために、
プライドを捨て生活保護を貰いに行く、かつて自分を見捨てた
ボクシング委員会へ援助を求めた。。なんとも悲しかった。。

妻のメイ役はレネー・ゼルウィガー、大好きな女優のひとり
メイはいつも夫を思い、誇りに思っているステキな妻だ
最後の試合の日、祈りに行った教会に、メイと同じ気持ちで
沢山の人が集まって来ていたのも感動だったなー

観て良かった、良い映画でした!!


「もう家族を辛い目に遭わせたくない」という一心で戦うジムの姿
  素晴らしかった度


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映画@シルヴィア

2006年01月24日 11時07分18秒 | 映画 さ行
詩人シルヴィア・プラス
女として、妻として、母として、
そして作家として。。
30歳の若さで自ら生涯を閉じるまで

1955年、マサチューセッツ州で生まれたシルヴィア・プラス
詩人になるという夢を抱いて、ケンブリッジ大学に入学した
そこで、知り合ったイギリス人の大学院生、
同じ詩人であるテッド・ヒューズ
パーティーで知り合った二人は強く惹かれ合い、結婚する

希望に満ちた結婚生活、テッドの小説はニューヨークで賞を受賞した
が、夫が作家となった頃から、シルヴィアの執筆は進まなくなる
書けないもどかしさ、周りからの評価。。別れ。。孤独、絶望。。
シルヴィアの心はバランスを失い始める。。そして。。

あまり、ストーリーを知らずに観たのだけど、かなり重かった。。
暗い映像の中に、シルヴィアの心の闇みたいな物が
表現されていた気がする
二度の自殺未遂。。シルヴィアは人一倍繊細な人だった。。
終盤は、「シルヴィア、生きてっ!」と思いながら観ていた
テッドがもっとシルヴィアを包み込むような優しい人なら
こんな結末にはならなかったのでは。。
彼女は愛を求めていたに違いない

シルヴィアに一瞬輝いた時があった
テッドと別れて思うように書けるようになった時だ
辛かった思いを糧に素晴らしい詩を書いた
何か吹っ切れたのか、と思ってホッとしたのも束の間
再び孤独でいっぱいになってしまい。。
そして、自殺の直前。。
今までにない、穏やかな明るい顔になっていた。。
あー、これで最後なのかな。。と思わせた
グイネス・パルトロウの演技の上手さが光ったのかな

映像にはされてないけど、自殺の方法が怖すぎる。。
いかに彼女が壊れていたかが感じられた。
そして、残る子供たちの為に作った食事も切なかった。。

シルヴィア・プラスはアメリカでは知らない人がいない程
有名な詩人なのだそう
そして、シルヴィアの最後の作品『ベル・ジャー』“ガラスの覆い”
は彼女の自伝的小説、まさに彼女の壊れやすい繊細な部分なのかも

シルヴィアを助けたかった度


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映画@スタンドアップ

2006年01月18日 09時41分07秒 | 映画 さ行
逆境の中で、幸せを掴むチャンスは誰にでもある        
“立ち上がる”      
ただそれだけの勇気が、彼女の人生を変えた

まさにこのキャッチそのもの、感動の実話なのだ!

子供を連れて故郷の鉱山の町に帰ってきたジョージー
ジョージーは、父も働くこの鉱山で、
子供たちの為に、そして自立を目指して働き出す
が、職場では、男性社会に進出してきた女性に対しての
セクハラや会社ぐるみの嫌がらせが待ち受けていた。。
そして会社を相手に、勇気を持って立ち上がるジョージー!!

シングルマザー、自立、セクハラetc・・
まさしく、女性の視点からつくられた作品だと感じられたし
とても分かりやすかった

女性たちは、男性の仕事を奪おうなんて思っていない
自分の為、家族の為、女性だって皆普通に働きたいだけ
なのに子供じみた嫌がらせに嘘。。
更に、職場を出ても心ない中傷。。
そんな中で、旧友のグローリーの存在は心強かった!!

誰も助けてくれない、黙っていては何も変わらない
自分が立ち上がるしかない!!
行動を起こしたジョージーは強かった
彼女に賛同した弁護士のビルが立ち上がった、
娘の行動を好ましく思っていなかった父親が
真っ直ぐな娘を信じ立ち上がった!!(これは来た~。。
あのグローリーも、そして。。

過去の事実を公開され、子供をも傷つけた残酷とも思える裁判
弁護士で元ホッケー選手のビルの質疑には息を呑む
ホッケー選手の例えを引用した訴えには、本当に心を打たれた!!
ジョージーが、このセクハラの裁判で勝訴したお陰で
以後、働く女性は守られて来ていると言えるのだ

それにしても、シャーリーズ・セロン、
主演女優賞イケるんじゃないでしょうかねー
素晴らしい演技で、最後までクギづけだった
大好きなグローリー役のフランシス・マクドーマンド、
終盤の演技は凄いっ!!いつもながら、本当にカッコイイ!!

ニキ・カーロ監督の『クジラの島の少女』
これはまだ観ていないので、近々に観なくっちゃ♪

ジョージーに勇気をもらった度



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