何も持たずに存在するということ。

おごらない日々 あいのある人生を。

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山の凪

2017-02-11 07:30:25 | 日記
小鳥たちの声が私の耳に届くまで、

数枚の薄い絹の布が用意される。

鳥たちはそこにいるのだけれど、

私と同じ世界にはいない。

多分、雪が 何かを食べる。

嬉しいも哀しいも 愛しさも憎しみも 悦びも不安も

そんな些細な人間の感情なんてお構い無しに

雪が何かを食い尽くす。

そして私は雪に食べられる。

寂しいほど 静かな 山の町に雪が降る朝

多分、私は雪に食べられて人間を失う。
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