今回は、病気がちな為にクラスメイトから距離を置かれている藤浪朋子と、彼女に教育実習生として挑む浩樹のお話。

それにしても…この朋子という子は、その態度からはとても病弱には見えませんな。「病弱・薄幸の美少女」というよりは、どちらかというと「TUGUMI」のツグミみたいなタイプでしょうか。

しかし…ほほう、いわゆるツンデレというのはこういうものですか?あまり個人的にはそっちの属性はないのだが、だからこそたまに見せる笑顔が光る、という訳ですか、そうですか。
今回は、ストーリー自体はありがちだけれども、絵描きである浩樹が、その技術を使って、似顔絵で朋子の心を解そうとする辺り、主人公の背景設定と合わせてなかなかの話に仕上がっている。
その他にも、浩樹の家に霧から電話が掛かってきたときに、エリスが複雑な表情をして部屋を出て行くシーンや、電話をし終わった後で霧が「なに励ましてんだろ、あたし…」と呟くシーンなど、後々の浩樹を巡るバトルへ続くとも受け取れる描写もたっぷりあって、単なる「お当番回」に留まっていないのは、この作品各話に共通する美点だ。
また、浩樹自身の進路も、ここに来て、教師になるのか画の道に戻るのか、揺れ動いたように取れた。朋子の心を解したのは自身の絵の力だが、本人はそれを捨てているという葛藤が垣間見える。
この回のメインキャラである朋子も、不器用ながらも本当はいい子である事が垣間見えるなど、その点でも抜かりはなし。前回の菫もそうだが、新キャラだからと言ってミソッカス的な扱いにはならない。
さて今のところ、エリスと霧の対決の様相は無し。一通りキャラのお当番回が終わった後、激しい三角関係が展開されるものと期待していいんだろうか。

それにしても…この朋子という子は、その態度からはとても病弱には見えませんな。「病弱・薄幸の美少女」というよりは、どちらかというと「TUGUMI」のツグミみたいなタイプでしょうか。

しかし…ほほう、いわゆるツンデレというのはこういうものですか?あまり個人的にはそっちの属性はないのだが、だからこそたまに見せる笑顔が光る、という訳ですか、そうですか。
今回は、ストーリー自体はありがちだけれども、絵描きである浩樹が、その技術を使って、似顔絵で朋子の心を解そうとする辺り、主人公の背景設定と合わせてなかなかの話に仕上がっている。
その他にも、浩樹の家に霧から電話が掛かってきたときに、エリスが複雑な表情をして部屋を出て行くシーンや、電話をし終わった後で霧が「なに励ましてんだろ、あたし…」と呟くシーンなど、後々の浩樹を巡るバトルへ続くとも受け取れる描写もたっぷりあって、単なる「お当番回」に留まっていないのは、この作品各話に共通する美点だ。
また、浩樹自身の進路も、ここに来て、教師になるのか画の道に戻るのか、揺れ動いたように取れた。朋子の心を解したのは自身の絵の力だが、本人はそれを捨てているという葛藤が垣間見える。
この回のメインキャラである朋子も、不器用ながらも本当はいい子である事が垣間見えるなど、その点でも抜かりはなし。前回の菫もそうだが、新キャラだからと言ってミソッカス的な扱いにはならない。
さて今のところ、エリスと霧の対決の様相は無し。一通りキャラのお当番回が終わった後、激しい三角関係が展開されるものと期待していいんだろうか。