灼眼のシャナ 第１７話・「新たなる序章」を見て

　今回は、少年少女たちの恋の思惑と、動き出す「バル・マスケ」、そして…「この世の正体」を知ってしまう吉田一美のお話。


　能・登・さ・ま・フォーーーーゥ！！新キャラ・ヘカテーのお声が能登麻美子さんでした。この作品、新キャラのＣＶが常に未公開だから、常に新鮮なサプライズが用意されてますな。しかし…金のかかってそうなキャスティングだ。

　という訳で、過去編にも一息付いた所で新ＯＰ。残りあと一桁でマダマダ新キャラが出てきて、果たして大丈夫なのかと心配するところだが…多分大丈夫じゃなく、相変わらず原作未読者は置いてけぼりにされるだろう。


　吉田ちゃんに協力を仰いだ傷だらけの少年は、どうやらフレイムヘイズのマセラティカムシン、という者らしい。妙に慇懃な物言いの割には、何故か不敵な笑みを浮かべていたりして、気の許せない存在だ。

　「この世の新の姿」を知ってしまった吉田ちゃんは、原作未読の視聴者のようにポカーーーン状態。家族が非トーチである事を知って安堵するが、これで危険な世界に足を踏み入れる事になるんだろうな。只でさえ「零時迷子」のそばに居るんだから。


　でもそうなると…吉田＆カムシンペアは、ある意味悠二・シャナペアと同じ立場に立った訳で、今までは誤解されるような関係でしかなかったシャナ悠二とどう接するのかが見モノだ。

　今回、吉田ちゃんや池が、お祭りで妄想してるのが可笑しくて微笑ましかったな。いいねぇ、若いモンは。ま、若くても機会に恵まれなかった人間だってゴマンと居るわけだが。ここに若干一名。だって、まわりのメスどもときたら、動物園から逃げ出してきたような輩ばっかだったんだもの…シクシク

　ラストで、ヴィルヘルミナが登場。おいおい、前回であれだけ感動的な別れ方をしたばっかなのに…物語上では年月が経っているのかも知れないが、こっちはまだ一週間だよ…？もう少し"タメ"を作ってはくれまいか。

　お話：★★★★・みんな頬染めちゃって…可愛い奴。
　作画：★★★・・（２つ半）少し…いや、かなり怪しかった。取り合えず今までの最低回確定。