コードギアスR2 TURN24・「ダモクレス の 空」を観て寸評

　思わず…そう来たかと膝を打ってしまった。

　いやあ…死んでたと思った人が死んでなかったのは…せめてもの罪滅ぼしだろうか。それでも姫様は哀れなような気がするけど、ギルフォード卿も一緒だからどうにでもなるだろうか。

　しかし…約一年のシリーズを経てきて、ナナリー開眼。最後の障害はやはりリナリーだった…か。自らの戦いの源泉が最後に立ちはだかるとはなんたる過酷な運命を用意しているのだろうか。時には残酷過ぎるまでの運命を突きつけるこの作品、結局侮ることは出来ない。
　さてそのルルだが、ナナリーをどう扱ったものか…ナナリーを担ぎ出してきた時点でルルの窮地は予想できたが、まさか最後で…でも、どうもルルの思惑が…何をしたいのかイマイチ良く分からないな。戦後処理の事までを考えている点では、シュナイゼルのやり方は強引と思えるまでだが底は深い。まるで自民打倒だけを叫び続けている民し…おっとと、何を知ったかぶりを。

　とうとう〆かぁ。最初から予想が付かない作品だけに、そのラストも事後も予想を裏切ってくれると嬉しい。…朽木の名前があるからスザクにでも…父の汚名があるから無理か。敢えて盟主を置かずに中華へ…それは日本人のプライドが許さない。こういった妄想の余地を残していてくれるのもまだ良い。結局俺はこいつが大好きなのだ。さあ、待とうではないか。その結末を！

　追記：ユフィとニーナ。ガン×ソードでもプリシラとその姉妹分で中の人が一緒だったっけ。


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