サトシアキラの湾岸爆走日記(自転車でね♪)改

一言:ここは俺が引き受けるから、早くクリスマスを……!

Canvas2~虹色のスケッチ~ 第24話・「虹色(なないろ)のフィナーレ」を見て

2006-03-28 01:20:33 | 舌足らずアニメ感想(放送終了もこちら)
 今回は、南極遺跡から人型機動兵器が発見され、その絶大なる力を巡って人類で争いが起こるお話。え?全然違う?もうどうでもいいよ。

 
 西暦200X年、日本の午後九時のお茶の間の団欒は、それがジョークなら誰もが「O・ウェルズの火星人襲来」CM事件と並び讃えるであろう、俄には信じがたいニュースによって破られた。

 映し出された南極の画像には、人型ロボットのような機影と、大型の宇宙船と思しき艦影があった。人々は様々な憶測を飛ばしながら、しかし思いのほか冷静に、いつもと同じ、しかし少しだけ意味合いの異なる朝を迎えていた。

 というわけで、これが「Canvas2」のストーリーだとしても良いだろうよ。もう何でもありだよ。恐れたことが起こってしまったよ。前回のコメントでたぬきのたからばこさんやブレッドさんが恐れていたような内容になってしまった。

 何の前触れもなく、いきなり引き下がってしまう霧ももう意味不明。ホテールをキャンセルしたくらいで、自分が負けたと何故思うのか。

 エリスの画を見たはいいが、書き上がったの作品は、結局は柳と同じ事。ほとんどパクリだよ、それじゃあ…いくら画ヅラ上左右に並べるためとはいえ、これでは浩樹の画のすごさが全く出ていない。

 ひょっとしてまさかと思われた朋子の死亡エンドも数分で撤回。完全な蛇足。

 ここまで真面目にエリスと霧の関係を論じてきたのがアホらしくなった。

 浩樹が画を再び志すのはいいだろう。だけど…だからといって、どうして再びエリスにいってしまうんだろう。本人も霧との関係に大乗り気だったじゃないか。それがどうしてこうも簡単にねじまげるのか。

 ダメだ、このストーリー、この決着を理解できない俺が悪いのか、もうそれを判別する頭は、今の俺に残されていない。

 追記:美容師が堀江由衣さんだった。最後までゲストが強力だったな…

 追記2:アイキャッチ、最後の最後で奈留さんが来ました。やっぱしこの方の絵はいいですな。






 お話:★・・・・裏切ったな。
 作画:★★★・・最終回なのにこれかよ…


~総括~



 さて、ファンタジー要素を一切含まない、言われてみれば結構珍しいエロゲ原作のこの作品。メディアによって細かな設定が異なるなど、凝った作りは新しかった。

 序盤ではエリスの「赤」と浩樹の「画描かず」をメインに藤浪朋子、中盤からはライバル・柳と霧との幼なじみ関係と藤浪朋子、後半では接近してゆく霧と浩樹と藤浪朋子、とそれぞれテーマが明確だった。

 しかし、後半のこの失速感はどうだ。エリス・霧との三角関係を煽るのには成功したけれど、結末までは考えていなかったように見受けられた。

 一因として、あまりに早くエリスを(一時は)戦線離脱させたことが上げられる。当時は「こんなに三角関係引きずって保つんかいな」と思ったが、結論から言うと引っ張った方が良かった。後半、霧に大勢が決まったところで息切れしたように不満が出てきたもんな…

 しかもそれを、どうだとばかりどんでん返しで逆転しちまったもんだからもう…どうせ最初から霧とエリスは“それっぽく”意識し合っていたのだから、両者が遠慮するではなくもっと積極的に行った方が盛り上がったかも知れぬ。

 浩樹の「画を描かなくなった」という理由も、ただヘタレを証明するだけで拍子抜けだったのが痛かった。オマケ程度に柳を出すくらいなら、もっと上々の理由を載せて欲しかった…対して、エリスの「赤克服」は割とスムーズにいったようだな。全編を通じてその課程が描かれていたから。

 というわけで、結局不満だらけになってしまった本作。前半が良い調子だっただけに惜しかった。2クールという尺を、サブキャラにもスポットを当ててキャラを掘り下げるのに使用するやり方もまあまあ上手く行っていたと思う。つくづく…残念ではあった。

 最後に、エラそうにこの言葉を以て、半年間の視聴の結論としたい。


 萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」。

 MVC(Most Valuable Character): 藤浪朋子あんど萩野可奈。



 お話総合:★★★・・(二つ半)殆ど前半の貯金。最終回のみで半個下がった。
 作画総合:★★★★・(三つ半)ばらつきが大きすぎた。


 

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42 コメント

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お初です (カマキリ)
2006-03-28 02:24:17
毎回たのしく拝見さしていただいてます。投稿はお初です。よろしくお願いします。



本当に酷いです。なぜ最後の最後にエリスなんでしょう。納得がいかないです。しかも朋子はあんなことになってるし・・・。後味悪過ぎる・・・。
Unknown (サトシアキラ@管理人)
2006-03-28 02:41:44
 どうも初めまして。これからもお気軽にコメントお寄せ下さると嬉しいです。



 本当に…何がしたかったのか理解不能です。思わずヤケ酒引っかけちゃいました。



 意味不明です。尺は十分だったはずなのに、どうみても舌足らずです。
僕もお初です (智仁)
2006-03-28 04:47:44
はじめまして。

「萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く『不可解』」

って言葉に惹かれました。



最終回は微妙でしたね。

ピンポイントで2話を見ていないので、朋子の最後のセリフも調べるまで分かりませんでしたし。

ところで部長が浩樹を拾ってバイクで疾走するシーンなんですが、部長が一体何をつぶやいたのか聴き取れませんでした。教えていただけませんか?



僕は三角関係とか面倒な恋の話は嫌いなので(かなり対象外な視聴者ですけど)、学園のドタバタ的な話が好きでした。

朋子の話とか海の話(テンションの高い前半部)とか締め切りの話とかです。
Unknown (サトシアキラ@管理人)
2006-03-28 09:01:29
 こちらこそ初めましてです。



>「萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く『不可解』」



 ご存じでない方の為に一応解説しますと、1903年に、華厳の滝で18歳(数え年)で自ら命を絶った、藤村操の「巌頭之感」という遺書のようなものです。思わず引用しちゃいました。



>部長が一体何をつぶやいたのか



 では、部長がやって来てからの一部始終です。



 ブッチョ「先生、乗ってください!」

 ブッチー「しっかり捉まっててくださいね!」「先生、それ…」

 浩樹「ああ、俺の画だけど」

 ブチョー「先生の新作ですか?」

 浩樹「そう…だな。久し振りに筆が持てたんだ」

 ブチョウ「そうですか…急ぎますよ、先生!」



 ~空港に到着~

 ブッチョ「先生、急いで!」

 浩樹「おう…そうだ、竹内」

 ブチョウ「何ですか?」

 浩樹「センセイは辞めだ。俺は美術部顧問代理だけだからな!もうセンセイは無しだ!」

 ブチョウ「ずっと前から…その言葉を待ってました」



 以上です。お役に立てましたか?



>面倒な恋の話は嫌いなので



 面倒…といわれればそうかも知れません。殆どこの作品を否定することになりかねませんが…



>朋子の話とか海の話(テンションの高い前半部)とか締め切りの話とかです。



 なるほど…あの回は、サブキャラ達が動き回っていましたからね。特に朋子と可奈は極上でした。ああいう本筋とはちょっと離れた回の方がテンポは良かったですね。
Unknown (ブレッド)
2006-03-28 10:27:58
サトシアキラさんのご感想に激しく同意なブレッドです。

まさかとは思いましたが、本当にやってくれるとは思いませんでしたねorz

某セカンドシーズン同様、前半のみ良作の後半駄作化とは……。



音とか夢とかの人と違いエリスはよく描かれていたのでまだマシですが、あくまでマシってだけですね。

霧視点から見たら浩樹って相当な鬼畜主人公ですし。



某セカンドのズン一しかり、シャッフルの土見稟しかり……

ギャルゲー主人公へタレ説は定理になりそうですね。



マンガと小説の方は上手く完結させていただけに、

アニメの浩樹のヘタレっぷりが物凄く不快でしたorz



全編通してよかったことは、エリス主人公として見た場合の他のキャラとの友情、

キャンバスのキャラのゲスト参戦くらいでしょうね。



私は霧よりエリス派ですが、アニメのシナリオ的には霧エンドの方がしっくりきたかと思います。

浩樹がエリスの絵を見て立ち直る→説明無しにエリスエンドってのは激しく興ざめです。



主人公を魅力的に描いてくれないと成立したカップルを素直に祝えないのが難点ですね(最近祝福できたのはラムネくらいですし)。



最後に1話~24話のレビューお疲れ様でした!
Unknown (雅弘)
2006-03-28 10:43:31
最終回だけ別のアニメのようでした。

ここまで積み上げた設定をリセットするとは…

俺も浩樹の絵はパクリだと思いました。
Unknown (鏑木)
2006-03-28 11:29:37
参りました。

直前まで結構良かったのに、最後の最後で全部ぶち壊しに。

なんとかセカンドシーズンと同じ愚を繰り返すとは……



なんか色々思うところはあって、書こうと思ったんですがもうどうでもよくなりました(笑)

「第23話・未完」ってことにして私も感想の筆をおくことにします。
ブレッドさん江 (サトシアキラ@管理人)
2006-03-28 11:59:37
>某セカンドシーズン同様、前半のみ良作の後半駄作化とは……。



 本当に悪い夢を見ているようでした…何も続けざまに、視聴者にこんな仕打ちをしなくても良さそうなものなのですが。



>霧視点から見たら浩樹って相当な鬼畜主人公ですし。



 そうですねぇ…ほとんど付き合っていたのに、彼女に納得の行く説明無しに鞍替えですから…



>ギャルゲー主人公へタレ説は定理になりそうですね。



 取りあえず、鈍感なのは仕方がないとして、問題はその人間性の描き方ですね。きっと、シナリオを書いている人間がヘタレなんでしょう。そう邪推せずにはいられない出来でした。



>アニメの浩樹のヘタレっぷりが物凄く不快でしたorz



 アニメは描きづらいんでしょうかね?他のメディアミックス展開がある作品でも、アニメ版の主人公が一番酷いというのは散見します。



>全編通してよかったこと



 結果から言って、この辺りは面白かったですね。特に前作のキャラが散りばめられていたのは面白い試みでした。



>浩樹がエリスの絵を見て立ち直る→説明無しにエリスエンドってのは激しく興ざめです。



 23話まで散々霧寄りの物語を紡いでいたのに、これですから…急にステアリング切ってスピンしたような後味でした。



>(最近祝福できたのはラムネくらいですし)。



 過去、数あるギャルゲ・エロゲ原作のアニメ化を見てきて、上手く行っているのは本当にラムネだけという気がしてきました。何も、「ゲームの主人公は無個性でなければならない」というのをアニメにまで当てはめなくても良さそうなものですが。



>最後に1話~24話のレビューお疲れ様でした!



 いや~…これで結末が良ければ「半年見ていて良かった」と素直に思えるんですが…今はただ、やるせない思いで一杯です。お付き合い、有り難うございました。



雅弘さん江 (サトシアキラ@管理人)
2006-03-28 12:04:06
>ここまで積み上げた設定をリセットするとは…



 折角長い間掛けて描いてきたものを一切否定するなんて、なんて画期的な手法なんでしょうか。あきれてモノが言えませんでした。



 これだったら、エリスエンドと霧エンドを12話ずつ使って書き分けた方がよっぽどマシだった気がします。



>俺も浩樹の絵はパクリだと思いました。



 きっと、「パクリは当たり前」というどこかの民族にでも毒されたんでしょう。自分だって痛い目に遭っているというのに。



 
鏑木さん江 (サトシアキラ@管理人)
2006-03-28 12:08:02
>なんとかセカンドシーズンと同じ愚を繰り返すとは……



 二期続けてエンドが酷い作品が来てしまいましたね。これだからアニメ視聴は止められませんよ…ヒック、ウーイ。



>「第23話・未完」ってことにして私も感想の筆をおくことにします。



 それが賢明だと思います…真面目に思い返すだけアホ臭くなりますから。それにしても…半年間、約13時間見続けてきた結果がこれでは、あまりにも報われないですね。 

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