D.C.ⅡS.S. 第十話・「夢の終わり」を観て寸評なブラインドタッチ。

　姉さん、義之との離別を口にする。だけどこれ、義之にとっては寝耳に水も良いところだ。学校を早退してまで姉さんを捜そうとする義之と、それを手伝おうとするどこまでも良いやつら（青臭い）友人たち＆敗戦ヒロイン…あ、余計なお世話でしたね。

　義之が必死に音姉を捜す。これって、やっぱりゆくところは一つしかないよな。でも、具体的に何が出来るのか…

　お？ここで由夢さんが姉への複雑な心境を吐露。だけど義之は寝ていて聞かず、一安心…でいいんかこれ。

　由夢でショート姿になったさくらさんが。っていうことは。
　
　さくらさん、桜を枯らしたことをバラす。問題はそんな危険な物と分かっておきながらどうして…ってこった。ま、魔法使いとしての理想より人間の…女としての本性を取ってしまったのだろう。しかしそれを誰が責められる？

　あれ？このシーンのさくらさんのオムネが増量されているような？そうかそうか、これはきっと桜の効力が弱まっているからだ！そうに違いない。ひょっとするとこれが一番のバグなのかも知れない。そうに決まっている。

　俺が願うとしたら…さ、さ、さくらさんとうわなにをする

　ここのさくらさんの演技はいいね～☆さすがとしか言いようがない。
　後ろからさくらさんを抱きしめる義之。羨ましいうわなにをする

　…ところで、この義之の物わかりの良さはダレ譲りなのだろう。純一…じゃないよな。さくらさんの意思…桜で産み出された存在だからこそ、そのカラクリが分かっているからこその割り切りではないかと。

　母さん、か。
　いいね。

　全てを終らせる決心をした義之。音姉と対峙。
　このシーンでの音姉の顔の動きが良い。可哀想に目を腫らして…相当泣いたんだろうね。よしよし。

　高垣さんの演技も良い。泣き演技が出来る人は上手い人。これは感情入ってるとしか。

　義之…音姉が好きだと言ったが、それと同じくらい他のみんなが好きだといった。それはつまり…音姉に対しては恋愛感情はない、と。結構残酷かも…これぞ『ギャルゲ・エロゲ的鈍感主人公』の真骨頂。

　桜を枯らす瞬間を目撃する由夢…まさか、義之があ消える瞬間まで目撃する事にもなりはしないか？


　…今気がついたんだけど、義之が和菓子出現能力をもってるって、さくらさんが望んだから、つまり純一とさくらさんの疑似息子だからか。

　さて、悲しい方向に話が動いてますね、果たして義之が消えて、それでさくらさんも姉妹もなっとくするのでしょうか。

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