主の家、神の庭

茅ヶ崎シオン・キリスト教会と聖鳩幼稚園の共同建築プロジェクト。
新しい会堂と園舎ができるまで。

一大イベントが終わり...

2013-03-25 17:42:48 | 日記
献堂式の2日前の夜に39度の熱を出し、
まさかのインフルエンザ!?と一時は出席を断念しかけましたが、
翌朝には平熱となり、最後の準備を終えて当日を迎えることができました。

さて献堂式では、来賓のお客さまに記念品をお渡しするのが習わしとなっています。

お祝い事ということもあり、また丸い教会と園舎の形もあってバームクーヘン...
というのはすぐに決まりましたが、遠方からいらしてくださる方々に、
重たくなく、かさばらないもので、何かプラスしたいとネットで探していたときに
みつけたのが、金沢桐工芸の老舗、岩本清商店の桐のコースターでした。



教会のベンチが桐無垢製であること、コースターならかさばらないし、
桐製だけに重くないだろうと思ったこと、
さらに今回、大量の木材を納めてくれたのが、同じく石川県の(株)中東さん
だったことから、なんかいいかも...と選ばせていただきました。

そうしましたら、電話を受けてくださり、注文を取ってくださった方が、
なんと茅ヶ崎出身の方で、ご実家も茅ヶ崎だと言います。
これも何かの縁、いえ、キリスト教では神さまの「摂理」と言います。
小さな事かもしれませんが、神さまの祝福を感じました。

実際に製品が届いてみると、思った以上に軽く、味わいのある素敵な品で
とても満足しています。



こんな使い方もしてしまいます。

24日の礼拝を越えた献堂式の花を片付けると、礼拝堂の石畳に桜の花びらが
散りました。大きなイベントを無事終えることができた安堵感でいっぱいです。



献堂式

2013-03-24 16:52:44 | 日記
2013年3月20日(水・祝)午後1時から
茅ヶ崎シオン・キリスト教会と聖鳩幼稚園の献堂式が行われました。

小学生の聖歌隊によるハンドベルと合唱



午後の光で明るい会衆席



献堂の辞は建物を神さまにささげますという宣言です。



式に華を添えたバイオリンの演奏



荘厳さの中に温かみを感じた、心に残る素敵な式となりました。



大勢の来賓をお迎えした献堂式が終わり、ほっとしています。

外壁の十字架

2013-03-24 16:15:37 | 日記
当初の設計では外壁の十字架はありませんでしたが、
教会からお願いをして十字架をつけていただきました。
教会にとって、十字架を高く掲げることは大切な意味があるからです。

かつてローマ帝国のもっとも残忍な処刑の道具であった十字架は、
イエス・キリストが十字架に磔にされ、
すべての人の罪のための贖いをなし、神の救いを成し遂げたことにより、
神の私たちへの愛のしるしとなり、救いの象徴となったのです。

大工さんが十字架を取り付けているところ



十字架はコールテン鋼に特殊な塗料を施した状態です。
外壁の木の色は経年とともに色あせて灰色になり、
十字架の色は深みを増していきます。



十字架が取り付けられたことで外観が完成しました。
地域のランドマークになるような建築です。




帰って来たキンモクセイ

2013-03-15 17:53:26 | 日記
キンモクセイの木が帰って来ました。

以前の園庭の砂場で子どもたちに日陰を作ってくれていた
あの木です。

トラックの荷台に載せられた姿は葉っぱが落ちて別人のよう。
雪の日や風の日に耐えて、今日までがんばってくれたんだね。



クレーンで吊るされてフェンスを乗り越えます。



ゆっくりゆっくり...



添え木に支えられてまっすぐ立つことができました。

また葉っぱがこんもりになって、秋には小さなオレンジの花を
咲かせてくれるといいなぁと思います。

たくさんの思い出のつまったキンモクセイ。
新しくなった幼稚園に古い大切な記憶がインプットされました。
お帰りキンモクセイ。

ガラスに花が咲いた!

2013-03-14 16:28:21 | 日記
幼稚園のガラスにそれぞれのクラスをイメージした
お花のサインがつきました。



コスチューム・アーティストのひびのこづえさんが
アートワークを担当してくださいました。



植栽よりも一足早く、
大きなガラスに色鮮やかな花が咲きました。



幼稚園らしさが、ぐっと増した気がします。



土管の手洗い、の背景にも合っていますね。