主の家、神の庭

茅ヶ崎シオン・キリスト教会と聖鳩幼稚園の共同建築プロジェクト。
新しい会堂と園舎ができるまで。

全方向サッシ

2012-12-29 13:47:50 | 日記


サッシの木枠とガラスが入りました。
全方向...というか360度を囲むサッシです。
サッシがない時は、作業員の方々は、朝から晩まで
吹きっさらしの現場で寒さに凍えながらお仕事してくださいました。
本当に頭が下がります...



園舎の部分は、ふじようちえんをコンパクトにしたような造りですが、
円周が小さくなったのでカーブがきつくなり、サッシがうまく通るか...
という心配がありましたが、狭い部分もスルスルと問題なく動いていました。



子どもたちのための明るくて開放的な空間ができあがります。
今から子どもたちが楽しげに動きまわる様子が目に浮かびます。

大工さんたちも残りの作業が少しは暖かいところでできるといいなぁと思います。

礼拝堂の壁とか天井とか

2012-12-27 11:10:37 | 日記
12月初旬の状態です。
打ち合わせの前に礼拝堂の中に入りました。



天井がほとんど完成しています。
白く見えるのは下までつる下がってくるレフランプです。
天井の作業が終わって、足場がぐんとなくなりました。



足場に代わってあふれているのが材料です。
細くて長い杉材が約2万本運び込まれました。



音響を配慮して、反響しすぎないように音を散らすため、
表面が揃わないようにわざと凹凸をつけて板が貼られていますが、
きれいな質感が生まれることも意図されています。



杉材を貼るのは宮大工さんがひとりで担当されていますが、
気の遠くなるような作業です。
細くて長い杉材をしならせながら一本一本、壁に編み込んでいく
ストイックな職人技が光っています。



壁の中や床の下や十字架のことなど

2012-12-25 12:05:55 | 日記
今日は12月25日ですが、写真は11月前半のもので時差がひと月以上あります。
あ、メリークリスマス!!



教会のエントランスから礼拝堂の中を覗いたかんじです。
足場がいっぱいでわかりにくいですね。

正面下方の木枠が見えているところは洗礼槽です。
その土台となる部分がコンクリートで作られています。

正面の上方は断熱材が分厚く貼られている壁です。
天窓から光が注いでいます。この時点ではまだガラスが入っていません。



こちらは南側の幼稚園の教室です。
まだ床が貼られてなくて配管等が見えています。
右手に見えているのは子どもトイレ。
小さなトイレが各教室に配備されます。
遠くのトイレまで走っていかなくてもよいのがいいですね。



表に出て、屋根の上で十字架を掲げる手塚さんと鈴木さん。
外壁のもっと上のほうに十字架が設置されます。

実際の十字架は金属の表面をわざと錆色に加工したものになります。
特殊な加工のため、中は腐食しません。
(写真は同サイズの角材)



ベンチ、モックアップ

2012-12-23 16:55:07 | 日記
少し前のことになりますが...
礼拝堂ベンチのモックアップが完成しました。



礼拝堂の椅子は、私たちが自分の体を預け、
手で触れることのできる一番身近な聖具です。

手塚さんがお子さんとの折り紙遊びからひらめいたアイディアを
デザイナーズ家具のE&Yがここまで具現化してくれました。

温かみを感じる桐無垢材を使用しているため驚きの軽さです。
残念ながら入れ子にはなりませんでしたが、
スタッキング機能があります。

今まで重たいベンチをあっちにこっちにと運んでいた様子を見ていた
手塚さんが私たちのために考えてくださったベンチ。
座り心地も抜群でした。



3人掛けでも4人座れました。


幼稚園児と教会を作ろう!

2012-12-16 17:52:37 | 日記
幼稚園に手塚貴晴さんと由比さんが遊びに来てくださいました。

打ち合わせの前に子どもたちといっしょにKAPLAで何か作ろう!という企画です。



早速、園児たちにまじって何やら作りはじめました。
子どもたちも夢中です。



みんなで力を合わせて、普段はできないような大きなタワーを作りました。



一番高いタワーのてっぺんには十字架が!
何か、こわすのがもったいないような...