主の家、神の庭

茅ヶ崎シオン・キリスト教会と聖鳩幼稚園の共同建築プロジェクト。
新しい会堂と園舎ができるまで。

贅沢な粘土遊び

2010-11-27 10:19:32 | 日記
某日、手塚さんご夫妻と所員の方お二人が幼稚園の先生になってくださいました。
子どもたちといっしょに過ごすことによって、日々の活動の流れや空気を感じていただけたら
ということでしたが...



手塚さんのまわりには、粘土大好きな子どもたちが群がり、
あれを作ってほしい。これを作って!と次々におねだり。



Oくんが作ってもらった粘土の豹。ネコ科のエレガントな動きが...
今にも動き出しそうです。



Iくんの粘土箱。ごろんとリアルな象さんが入れられているところがスゴイです。
みんな手塚さんの粘土作品、大事にとっておくのかなぁ。それとも...(汗;)

子どもたちにとっては、手塚さんの手の中から生き生きとした形が生まれてくるのに、
驚き、喜ぶ、大興奮のときでした。

とても贅沢な粘土遊び。いいですね。うらやましい。



大倉山散策

2010-11-12 11:29:25 | 日記
中目黒へ行く用事があり、途中下車で大倉山に立ち寄りました。
大倉山にある歓成院というお寺の「観音会館」と「アソカ幼稚園」は手塚建築研究所の設計です。

横浜といってもこのあたりは、なんとものんびりした空気があります。
駅から一本道ということでお散歩気分で歩いていくと...



ありました!
やっぱりこの角度から見るのがベストかも。かっこいいです。



敷地いっぱいに建てられていますが、L字に植えられた緑がアクセントになっています。
木の板が貼られた外壁。完成時と比べると色落ちして変わっているのがわかります。
緑とのコントラストがきれいです。



アソカ幼稚園はチラッと見ただけ。
お寺の紅葉がきれいです。



こちらが観音会館の正面。
出窓の下の赤い部分と風雨にさらされて白くなったところの差が大きくて気になりました。

1/30模型から伝わる温かさ

2010-11-04 10:33:24 | 日記
今回の建築プロジェクトは木造平屋です。
中心の礼拝堂は高さがありますが、吹き抜けなので、使用としては平面になります。

前回紹介したスタディー模型は教会の入り口部分を中心に北側半分だけ作ったものでしたが、
同スケールで全体を作ったものを、教会内の募金活動のためにお借りしました。



今回の模型は、大きいだけではなくで、床や天井も板張りになっていて、
手塚さんが作ろうとしている木の温かさが伝わってきます。



建物の解放感や楕円形のやわらかなラインが強調されています。
子どもたちが楽しげに走りまわれる広くて明るいスペースと、
少し奥まって子どもたちが集中できる空間とでメリハリがついています。



教会のエントランスはさらに静謐な雰囲気がただよいます。
ここをくぐり抜けて中に入ってみたいなぁと思わされますね。

礼拝堂に入ろうとする親子のシルエット。
なんとなくうちの子に似ているような...気のせいかな。。