アリの一言 

天皇制、朝鮮半島、沖縄の現実と歴史などから、
  人権・平和・民主主義・生き方を考える。
   

NHKの暴走を食い止めよう

2013年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

NhkNhk_2 NHKの偏向報道が目につきます。安倍政権になって、ますますおかしくなっています。このまま放置すると、「大本営発表」の政府機関として、「戦争をする国」の先導役になってしまいます。
 その現状を27日夜放送(28日朝再放送)された今年の「ニュースハイライト」で見てみましょう(写真はいずれも同番組から)。

 冒頭、「東京五輪招致」を延々10分以上にわたって取り上げました。ようやく他のニュースになったと思ったら、いきなり「アベノミクスによって日本経済に明るさが見えてきました」「ボーナスも平均8%アップ」。庶民の暮らしなどそっちのけで安倍賛美です。

 続く政治分野では、安倍政権の「決める政治」「安倍カラー」を持ち上げ、集団的自衛権、国家安全保障会議、秘密法を次々取り上げました。辺野古新基地建設の仲井真知事承認に対しては、「これで具体的に動き出すことができるとしています」とコメント。

 「中国船の領海侵入は53日」と“中国ウオッチ”の集約です。それほど毎日のように「中国船の侵入」を報じるなら、繰り返されるオスプレイの違反飛行を少しでも取り上げたらどうでしょうか。

 さすがに「靖国参拝」では中国、韓国の反発が強いと述べざるをえませんでした。が、なぜかアメリカが批判していることについては一言も触れませんでした。

 最後は再び「東京五輪」です。「五輪関連報道」は今後ますます増えると思われます。スポーツはもちろん素晴らしいものですが、これを「国威発揚・国民統合」に政治利用しようとするのは権力者の常套手段です。ヒトラーにおけるベルリン五輪はその典型的です。国民の思考停止にもつながりかねません。要注意です。

 安倍氏のNHKへの介入は自民党副幹事長時代の「慰安婦国際法廷」報道への圧力以来一貫しています。第2次安倍政権で経営委員に息のかかった人物を多数送り込むなど、その動きはますます強まっています。

 NHKに限らずメディアの最大のウィークポイントは視聴者・読者です。内部の人間は市民が考える以上にその声に敏感です。視聴者・読者の声は直接反映されなくても、中で頑張っている良心的な人たちを励ます力になります。NHKでもいい放送(Eテレなど)は褒め、ひどい放送はきびしく批判する。市民の声を強めていきましょう。

 余談ですが、再来年のNHK大河ドラマの舞台は山口県です(主人公は吉田松陰の妹)。偶然でしょうか?

 <今日の注目記事>(31日付琉球新報社会面トップ)

 ☆<県内補導 最多5万人 街頭活動強化要因 深夜徘徊7割 13年10月末
    通年で6万人超か>
 「2013年に県内で補導された少年の数が県警が統計を取り始めた1972年以降、最多となることが30日までに分かった。ことし10月末時点で5万81人に上り、今まで最多だった11年通年の4万4559人を既に超えている。通年では6万人を超えるペースとなっている。補導人数のうち約7割を深夜徘徊が占める。県警少年課は増加した理由について、警察官やボランティアの補導員が街頭での補導を強化したためとみている」

 ※年間6万人とは大変な数字で、単純計算で1日160人以上。背景に沖縄の貧困と学校の困難な状況があるのは確か。沖縄の将来にとって重大な問題です。