今朝のYomiuri onlineによると、
家電量販店最大手のヤマダ電機は30日、東京・池袋に国内最大級の都市型店舗「LABI1(ラビワン)日本総本店 池袋」をオープンさせたそうです。
「斜め向かいにはビックカメラ本店が陣取り、家電量販の「池袋戦争」が激しさを増しそうだ。
JR池袋駅東口に開業した新店舗は地上7階、地下2階で、店舗面積は約2万3000平方メートル。5月に閉店した三越池袋店を改装した。
家電製品のほか、ブランド品や日用品、酒類などを取り扱う。
家電やオーディオの体験コーナーを充実させ、屋上にはフットサルコートもある。」
三越は、新宿店も専門店形式に業態転換しています。
私は「新宿三越は無くなった」と思っていましたが、正式な店名は「新宿三越アルコット」で、専門店形式ではあるものの日本百貨店協会の会員条件は充たしているため会員店舗なのだそうです。
しかし、もうデパートの三越ではないですね。
バブル以前には、「地域1番店」というキーワードが盛んに流されました。船井総合研究所の船井幸雄さんあたりがさかんに言っていました。
つぶれてしまった「そごう」なんかも、巨艦主義でとにかく馬鹿でかいデパートをつくる。借金で不動産を手に入れ、それを担保にまたでかいデパートをつくるというやり方で、結局不動産がだめになったら、本業もだめになった、ということでしょう。
しかし、地域1番店というのは、それなりに重要なポイントだと思います。三越の池袋や新宿は、周囲の巨大デパートに比べてどうにも貧弱でしたから。あれではお客さんが寄りつかないだろうと思いました。
さて、そのあとに入ったヤマダ電機はたいへん好業績のようで、私は本店に時々行きますが、特に休日はたいへん混んでいます。
ヤマダがヨドバシなどに比べてなぜ高成長をとげたのかはよく知りませんが、戦略的に何か特徴あるのでしょう。
その当たりについて調べている文献は多々あると思いますし、私は興味がないのであえて調べはしませんが、ざっと見ただけでも、成長のための資金調達能力に眼を奪われますね。
積極的な拡大を長い年月続けていますから、財務戦略がよほどユニークなのかな、くらいは想像できますね。
さて、家電には新製品が次々と生まれていますが、これを最初に買うのは、決まっています。5種というタイプなんです。
このタイプは、とにかく新奇なものにものすごく興味をもつ。信長がそうだと、いつぞやこのブログで紹介しました。実際信長は西洋の事物にはものすごく興味を持ちましたし、キリスト教の布教も認めています。
こういうタイプは、古い権威なんかは大嫌いなんです。年功序列なんか大嫌いでバカにします。そして、いつも同じでは進歩がないと思ってしまうのです。
アメリカは5種の文化だとこれも申しましたが、それゆえアメリカではベンチャーが発展するともいえます。
彼らは過去の先例とかをあまり気にしません。とにかく、見た感じで良さそうと思えば買う。また結果がよければ、よいと思って買う。結果至上主義です。過去の実績とか信頼関係とかよりも結果ですね。
ソニーも、初期のころアメリカ市場で成功したことが大きかったということが言えるでしょう。VTRなどでも、まずアメリカ市場でテストしてみる、というようなことが常にありました。こういうことは、みなさんよくご存知かと思います。
そのアメリカ人のふところが、いまは急激にへたっておりますので、新奇のものに飛びつかなくなっているようです。
5種というのは利害得失に敏感だと言われていて、元来計算高くて、その計算が正確です。ところが、こういう状況では、その計算がおかしくなって現実に対しておびえ出す。異常な倹約とか異常な潔癖症、あるいは異常な浪費というようなへんなことになる。
はたして、アメリカ社会がこれから本格的にそういう雰囲気になるのかどうか。そうなる前に回復して前と同じになるのか。そこまではわかりませんが、もし今の状況が長い間続けば、外交面での影響、変化には要注意です。
今日は最初は小売業について書こうかなと思って始めたのですが、終ってみればへんなところに着地しておりました。思いついたままに筆を運んだら、こんな感じになりました。妙なことです。
家電量販店最大手のヤマダ電機は30日、東京・池袋に国内最大級の都市型店舗「LABI1(ラビワン)日本総本店 池袋」をオープンさせたそうです。
「斜め向かいにはビックカメラ本店が陣取り、家電量販の「池袋戦争」が激しさを増しそうだ。
JR池袋駅東口に開業した新店舗は地上7階、地下2階で、店舗面積は約2万3000平方メートル。5月に閉店した三越池袋店を改装した。
家電製品のほか、ブランド品や日用品、酒類などを取り扱う。
家電やオーディオの体験コーナーを充実させ、屋上にはフットサルコートもある。」
三越は、新宿店も専門店形式に業態転換しています。
私は「新宿三越は無くなった」と思っていましたが、正式な店名は「新宿三越アルコット」で、専門店形式ではあるものの日本百貨店協会の会員条件は充たしているため会員店舗なのだそうです。
しかし、もうデパートの三越ではないですね。
バブル以前には、「地域1番店」というキーワードが盛んに流されました。船井総合研究所の船井幸雄さんあたりがさかんに言っていました。
つぶれてしまった「そごう」なんかも、巨艦主義でとにかく馬鹿でかいデパートをつくる。借金で不動産を手に入れ、それを担保にまたでかいデパートをつくるというやり方で、結局不動産がだめになったら、本業もだめになった、ということでしょう。
しかし、地域1番店というのは、それなりに重要なポイントだと思います。三越の池袋や新宿は、周囲の巨大デパートに比べてどうにも貧弱でしたから。あれではお客さんが寄りつかないだろうと思いました。
さて、そのあとに入ったヤマダ電機はたいへん好業績のようで、私は本店に時々行きますが、特に休日はたいへん混んでいます。
ヤマダがヨドバシなどに比べてなぜ高成長をとげたのかはよく知りませんが、戦略的に何か特徴あるのでしょう。
その当たりについて調べている文献は多々あると思いますし、私は興味がないのであえて調べはしませんが、ざっと見ただけでも、成長のための資金調達能力に眼を奪われますね。
積極的な拡大を長い年月続けていますから、財務戦略がよほどユニークなのかな、くらいは想像できますね。
さて、家電には新製品が次々と生まれていますが、これを最初に買うのは、決まっています。5種というタイプなんです。
このタイプは、とにかく新奇なものにものすごく興味をもつ。信長がそうだと、いつぞやこのブログで紹介しました。実際信長は西洋の事物にはものすごく興味を持ちましたし、キリスト教の布教も認めています。
こういうタイプは、古い権威なんかは大嫌いなんです。年功序列なんか大嫌いでバカにします。そして、いつも同じでは進歩がないと思ってしまうのです。
アメリカは5種の文化だとこれも申しましたが、それゆえアメリカではベンチャーが発展するともいえます。
彼らは過去の先例とかをあまり気にしません。とにかく、見た感じで良さそうと思えば買う。また結果がよければ、よいと思って買う。結果至上主義です。過去の実績とか信頼関係とかよりも結果ですね。
ソニーも、初期のころアメリカ市場で成功したことが大きかったということが言えるでしょう。VTRなどでも、まずアメリカ市場でテストしてみる、というようなことが常にありました。こういうことは、みなさんよくご存知かと思います。
そのアメリカ人のふところが、いまは急激にへたっておりますので、新奇のものに飛びつかなくなっているようです。
5種というのは利害得失に敏感だと言われていて、元来計算高くて、その計算が正確です。ところが、こういう状況では、その計算がおかしくなって現実に対しておびえ出す。異常な倹約とか異常な潔癖症、あるいは異常な浪費というようなへんなことになる。
はたして、アメリカ社会がこれから本格的にそういう雰囲気になるのかどうか。そうなる前に回復して前と同じになるのか。そこまではわかりませんが、もし今の状況が長い間続けば、外交面での影響、変化には要注意です。
今日は最初は小売業について書こうかなと思って始めたのですが、終ってみればへんなところに着地しておりました。思いついたままに筆を運んだら、こんな感じになりました。妙なことです。
パックツアーやはたまた金融商品まで売り出すようになりますよ
>そのうち自動車や新築家屋やマンションは言うまでもなく
そうですねえ。うらめしいなあ。
じゃなかった、うらやましいなあ。