佐藤直曉の「リーダーの人間行動学」 blog

リーダー育成のための人間行動と人間心理の解説、組織行動に関するトピック

リーダー感覚59――端境期は苦労します

2007-03-30 09:42:57 | 雑記帳
自分でこういうことを書くのもへんですが、今の自分はまるで目が見えない状態です。

先月風邪をひいてから、変調ですね。それ以来、なにかすっきりしない。

もうすぐ新年度が始まりますが、これから先、何をしたいのかがよくわからなくなっている。占いでは空亡とでも呼ぶのですかね。こういう状態を。

私の場合は7年周期なんです。7年たつとガラッと変わってしまう。今までやっていたことと違うことをしたくなるのです。

そのためなのか、その直前には何をしたらいいのか、まったくわからなくなるようなのです。

そういう状態になると、以前はかなり焦りましたが、今はだいぶ慣れていますから前ほどではありません。しかし、不愉快なことにはかわりありません。何をしたらいいか、わからないのですから。

これまでの経験ですと、だいたい5月の連休明けに見えてきます。だからもう少しの辛抱だとは思っていますが。

今までのパターンでいくと、このあとはかなりアグレッシブになります。戦略というような、戦うことに関連することが好きになるのですよ。

それで、人の世話をしたりする母性的なことがすごく嫌というか、面倒になりますね。母性的から父性的になるということなんでしょうか。

考えてみれば、本のテーマもそいうことと関係するかもしれません。ただし、実際に原稿を書いているときは、本が出る一年くらい前ですから、自分自身の心境と本が出るときとでは、多少のタイムラグがあります。

7年前の2000年に『先見力訓練法』という本を初めて出して、『伝動戦略』『暗示型戦略』と、約一年半のペースできました。

7年の真ん中がすぎた、2005年は『リーダーの暗示学』、今年は『リーダー感覚』です。

本のテーマがこの7年で変わってきているわけです。内容が戦略的なテーマから、ケアリング的なものに変わっている。『暗示型戦略』はちょうどその移行の中間の時期であり、内容も両者のブリッジ的なものになっています。

ということで、たぶん今度もそろそろ何か変動がでてくるぞと私は思っています。ただ、今回はそれほど激しくはないかもしれません。若いときほど、その差が顕著だったように思います。


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