S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

「『駄文にゅうす』From Eさんインタビュー」の感想

2006年02月14日 | インターネット雑記
「面白いサイトが多過ぎる!」『駄文にゅうす』From Eさんインタビュー /【Parallels 2】

 駄文にゅうすをちょこちょこと閲覧にいくわたしは、とても楽しませていただきました、このインタビュー。
 以下、文中から引用。
From E:更新間隔が最短でも三日おきなのは、全ての人が毎日サイトを訪れるわけでも無い事と、紹介するなら少しでも長い方がその記事がより人目や検索エンジンに引っ掛かりやすくなるからです。
 ここ、ですね、わたしが駄文にゅうすを閲覧する上で、ここの長所、と位置づけているところは。他のニュースサイトは更新が早い。数日チェックしないと情報はどんどん過去に飛んでいく。過去ログを見ようかな、と思っても、思っているそばから更新されていく、という感じがする。リンクを見て、「ああ、これ後で読もうかなあ」とそのときリンク先に飛ばずに、数日経つと、ニュースサイト上のどこにリンクされていたかよくわからなくなる。ま、いっか、で終わることもある。
 駄文にゅうすは毎日更新ではないので、そうした閲覧のタイミングを「待ってて」くれる。またジャンル別に話題が分かれ、関連性のある話題に関してはまとめておいてくれる。この項目を「なんとなく」記憶していれば、後読みの意志がある場合、数日経っても、場合によっては一週間くらい経過していてもたいがい難なく探し出せる。
From E:記事をジャンル別に紹介しているのは、自分が後から目的の記事を探しやすくする為に。
 うーん、これはどうなんだろう、と思う。わたしがやり方がわからないのかなあ、と。駄文にゅうすで紹介されたものを読む。あとでなんとなく思い出して、ああ駄文にゅうすの過去ログにあったはずだ、と思う。この場合、2ヶ月くらい経過するとそれがもうどこだかわからなくなる。○月の××のジャンル、って感じに過去ログが検索できればいいなあと思う。駄文にゅうすで紹介されているジャンルの一部にしか興味がないって場合、他のジャンルを「かきわける」って作業になるからこうした「後読み」ってことにしてしまう場合、後が大変なんですよね。
まあ、これは閲覧した時点で、後読みなら後読みと、自分でURLを保存すべきってことなんでしょう。頼ってすみません。そしてわたしがやり方がわからないというお粗末な展開だったらごめんなさい。
From E:、駄文日記から駄文にゅうすへ移行しました。
 移行する前を知らないという前提のもとで、わたしはこの「分離」が楽しい閲覧をマニアックに呼んでいるところだと思う。少なくともわたしは、頻繁にってほどではないけれど、時々はっぴい!ぱらだいす!を読む、だっておもしろいから。何がおもしろいって、これだけのニュースを把握し、整理し、まとめ、ウェブ上に出していく「中の人」が、けっこう平和な日常に暮らしているって光景がおもしろいわけです。なんかね、こう、のたーっとして味があるわけだ。
 もちろん「日記」を人に読ませるってことで、「2005.7/19更新分」って要素はあるかもしれない。でも駄文にゅうすの「中の人」の場合は、駄文にゅうすがあるからこそ、「中の人」の、のたーっとした味が楽しいわけです。わたしの中で、ベスト1は今のところ「2005.7/1更新分」です。今後、またベスト1の位置づけは変わっていくかもしれません。まだ完読してないので。なんというか、のたーっと行きたい、この日記の読破は。
From E:晒しの場合を除いては、個人ニュースサイトに取り上げられることによって必ずしもプラス方向とは限らない色々と弊害も有るけど、少なくとも『最初にその記事を読んで面白いと思ってくれた誰かが居る』は実感できるかと。
 ウェブ上に出されていくものに関心を持ってピックアップしようという意志がある人が、自分が出したものをピックアップする。このことはわたしにとっては実に単純な喜びにつながる。自分が出したものが、自分が評価するニュースサイトの小さなコンテンツとして存在する。こういう要素もけっこううれしい。

 なんて感想を述べつつ、このインタビューを実施された個人ニュースサイトリンク集「Parallels 2」さんに感謝です。とてもおもしろかったです。楽しい企画のアップ、ありがとうございました。

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2 コメント

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Unknown (LSTY)
2006-02-14 15:17:57
 僕はもっと「反デジタル」な人だと予想していたので、意外と普通にネット住民な感じが残念でした。いや、残念っていう言い方もおかしいが。極端な表現をすると、若きマタギが、たまの休憩時間にネットを見て、ニュースを拾ってくる、というようなのを想像していたのですよ。もちろんそれは極端な表現だけど。



 ま、インタビュアーの質問の仕方にもよるんでしょうが。



 特に最近「インターネットじゃない人」が好き、というかそういう人が書く文章が読みたいとか思いますよ。何でか知らんが。
LSTYさま (S嬢)
2006-02-14 20:24:50
ぶはははは、と、笑いました、このコメント。

言いたいことは理解できるんだけれど、「マタギ」が出てくるとは思わなかった。

LSTYさん、その発想と表現、狙わなくても、素でおもしろいよ。



わたしは、駄文にゅうすってのは、まとめがきっちりとしてるから、なんか「中の人」の印象が、ちょっと怖い、というか、緊張させられるような感じがしてた。

だから「駄文日記」読んで、ははは、ってとこはあったなあと思う。

「駄文日記」で自称「ネット廃人」って言葉が出てきたような記憶があるなあ。



まなめさんは、ニュースの合間に、ふっと息を抜かせるような空間があって、そういうのが「味」。

この「味」があるから怖くない、だから以前やった「個人ニュースサイトで遊ぶ」っていうようなネタにもっていきやすかったけど、「駄文にゅうす」に対しては、変な緊張感があって、ちょっとできなかった。

ま、ブログ上から「もしもし」は結局やったけど。

今だから言えるけど、正直、緊張した。

緊張感があったからこそ、リアクションに「わ~い」ってハイなテンションで素直に喜んだ。



あと、これはまなめはうすにも共通していることなんだけれど、被リンクの相手に対して「誠実性」ってのは感じるなあと思う。

ピックアップすることでマイナスの影響が出そうなものは避ける、出すコメントはリンク先に対しての尊重がある、ような感じがする。

「ピックアップに品がある」って言い方、変かな、そんな感じ。



>「インターネットじゃない人」が好き、



先日、友人と話してまして。

この友人は、わたしの「ネット生活」なんぞ、知らん。

パソコンが壊れそうだ、なんて話をしていて、この方の配偶者がしょっちゅう自作組み立てをやっているので、パソコンの話なんぞ、しつつ。

ニョーボにも専用機が用意されてるのだけれど、「ネットは見始めると時間食うからイヤだ」と彼女は言う。

で、また、この友人の話、体験談がおもしろかったりするんだ。

この日は「きょうだいに死なれる」という話を聞いてたのだけれど。



インターネットでいろんな人の話は「読める」けれど、それでわかったような気になるってのは危険だな、と思う。

それはそれで、吸収できるひとつの媒体としての側面であって、生の人間関係ってのの「対話」ってのは、やっぱり根底で重要だな、なんて思ったりしたのでした。