生活

とりとめもなく

ハンケチ

2014年10月03日 22時54分50秒 | 読書
最近まで読んでた本

小沼丹「黒いハンカチ
女学校に勤務する若い女教師ニシ・アヅマが些細な謎から殺人までをチョチョイと解決する連作短編集。
「ビブリア古書堂」の5作目でちょっと紹介されてたから読みたくなって蒲田の古本屋で見つけたんだ。昭和32年の作品なんだけど、とてもシャレててあまり古く感じない。でも時代背景がやはり戦後間もない感じなので、古さを感じさせない文章と古い風潮の描写がちぐはぐで不思議な感じがする。
そしてそのちょっと前に読んでた

小路幸也「シー・ラブズ・ユー」
古本屋とカフェを営む堀田家に舞い込むちょっとした謎を大家族がドタバタと解決していくハートウォーミングな軽い推理もの。キャラクターがみんな素敵で悪い人が出てこないのがちょっと物足りない気がするが、面白い。小沼丹の名前も登場します。
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