CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「オレンジと太陽」

2013-06-12 16:50:30 | 映画・洋画
ORANGES AND SUNSHINE  2010年  イギリス



≪ストーリー≫
1986年イギリスのノッティンガム、社会福祉士のマーガレット・ハンフリーズ(エミリー・ワトソン)は、
孤児だった人たちのカウンセリングの会を終えたその夜、
突然オーストラリアから来たという女性の話を聞く

その女性は、4歳の時、イギリスから多勢の子供たちと一緒にオーストラリアに送られたと言う、


偶然にも、会に参加していた女性ニッキーからも、オーストラリアからジャックと言う弟と思しき男性から手紙が届いたと聞く

しかし、子どもたちだけで船に乗る事はありえず、どこを探しても記録はなかった


その後本腰を入れて調査を開始、

マーガレットはオーストラリアに行き、ジャックに会う

調査が進むにつれ、孤児の移民が多数なされていた

彼等は子ども頃の空間が埋められず、
自分たちはどうしてこんな目に合わなければならなかったのか

心の傷をずっと背負って生きてきた・・


・.・*・.・*・.・*・.・*

実際あった話で、イギリスとオーストラリアは現在謝罪していると言う

日本の中国残留孤児の話を思い出しますが、
戦時中の迷い子と違い、社会がそんな事をしてたなんて、ちょっとびっくりしました

マーガレットも心理的に追い詰められ、また脅迫もされたり、
と、不安感はつのっていきます

まして、夫とふたりの子どもたちと離れて、

孤児たちは、
さんさんと輝く太陽、道にはオレンジがなって、と
希望にあふれたように言い含められて

ところが、渡った先には一着の着るものだけで、奴隷のように働かされ、
また慰み者にされて、

と、ひどかったんですね


映画はとっても見応えがありました

ふりそそぐ太陽の光、画面は明るくて助かりました

シリアスなストーリーだったんで、暗いと余計重くなるところでした




コメント
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