CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

江國香織著・「思いわずらうことなく愉しく生きよ」

2011-12-29 11:45:06 | 読書
NHKドラマ「カレ、夫、男友達」の原作
テレビは見てないけど

直木賞作家・江國香織さんの本は初めてです
彼女は1964年生まれ
映画「東京タワー」「間宮兄弟」は見ました



≪ストーリー≫
犬山家の3姉妹、麻子36歳、治子34歳、育子29歳
両親は離婚している

麻子の夫はDVを繰り返すが、自分の居場所はここにあると思っている

治子はバリバリのキャリアウーマン、自分に自信があり、男関係でもいつも自分が優位に立っている

そして、育子は常に優しくて、どんな男性とも求められれば体を許してしまう
アパートには、マリアの絵が飾られている


長女は怯えながらも夫と離れることを拒むが
最後は、自分自身を傷つけてしまう、そしてやっと決心がついて母の家に帰る

次女は去った恋人がよりを戻そうと言っても、もう振り返らない

そして三女は本当の愛を得ようと家庭を持とうとする

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

父親が残した家訓="思いわずらうことなく愉しく生きよ"


それぞれが、男性に対する姿勢が違っているけれど
あくまで他所の生活には踏み込まない

でも、3姉妹いつもこころでは思いやっている


メソメソ泣くことはない
強いんだかどうだか、そこも??

結局はタイトルどおりなのかな

江國さんの本って他はどうなん、って





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする