CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「木漏れ日の家で」

2011-12-24 11:09:03 | 映画・洋画
2007年  ポーランド製作 DVD



≪ストーリー≫
ワルシャワの郊外に住むアニェラは91歳
古い朽ちそうな木造の屋敷に、愛犬フィラと住んでいる

←犬

たまに来る息子はいるが、彼女はここを離れる気がない

楽しみは、
熱い紅茶を飲みながら、近所の様子を双眼鏡で覗くこと

そんなある日、不動産屋が買いたいとやってくるが
自分の人生が詰まった家を売ることはしない

しかし、息子がその企みに加わっていることを知り
近所の音楽教室をやっている若いふたりに譲ることを決心する

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ワルシャワの郊外、林のなかにある大きな古い屋敷
その大きな家にひとり住む老女だけど
そんなに孤独感がないのは、ボーダーコリーのフィラが常に一緒だからかな?

人との会話のない空間に犬のぬくもりがあって、
彼女の気位が保ててるように見えたけど

それにしても、モノクロフィルムで暗い

彼女の人生にはかつて大戦もあって、
出会いも結婚も家族もあって
家は彼女そのもの、なんでしょう

劇中、「自分のしつけが悪かったのかね」ってとこはあるけど
誰しもが思うことですね

人生終盤にかかって、いかに生きるか、
覚悟が必要です

映画はドラマティックでもないし
盛り上がりも盛り下がりもなんもない

この前の「SOMEWHERE」と同じ、
詰まらんけど、良かった
決して娯楽作品とは呼べないなあ


それと、予告編は見たほうが良い




コメント
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