兼六園は延宝4(1676)年に五代藩主綱紀(つなのり)が金沢城に面した斜面に
茶室「蓮池御亭(れんちおちん)」などを建てた「蓮池庭(れんちてい)」がその始まり
とされます。その後、歴代の藩主が作庭を進め、約180年の歳月と莫大な費用を
かけて完成しました。
上の写真は、霞が池とことじ灯籠。
私が行った日は11月2日。ちょうど前日の1日から雪吊の作業が始まったところ
でした。
数か所見つけました。こんな風です。
これは「唐崎松(からさきのまつ)」ですが、雪吊の準備がしてありました。棒に巻きついて
いる何本もの縄を張れば完成すると思います。
内橋亭。屋根の上に偶然サギがとまっていました。
ここには、夏カキツバタがきれいに咲くようです。夏には涼しげな水辺が楽しめる
ことでしょう。
園内は紅葉が始まっていました。
マユミの実を見つけました。ピンク色でかわいい実です。はじけると中に真っ赤な実があ
ります。
紅葉した樹が水面に映ってきれいです。
これは10日前の写真ですから、今はもっと紅葉が進んできれいになっていること
でしょうね。