杵築市は大分県の北東、大分空港にほど近い所にあります。
「日本唯一!?のサンドイッチ型城下町」ということで、江戸時代の風情が色濃く残る
城下町です。
昨年の12月25日から27日九州を旅行していたとき、湯布院のホテルにあった
本で知りました。湯布院からすぐ行けそうなので行くことにしました。
杵築は、杵築城を中心として、南北の高台に勇壮な武家屋敷。その谷あいに老舗
が残る商人の町があります。自然の地形を生かし、見事な城下町が築かれています。
南台武家屋敷側から、北台武家屋敷を望む角度から撮った写真です。
中央の横断歩道が見えるところが、谷あいにあたり商人の町です。
手前の坂が、志保屋の坂。向こう側が、酢屋の坂です。
「酢屋の坂」
時代劇やTVドラマのロケでよく使われる坂です。
勘定場の坂。
緩やかな傾斜と広い階段は、馬や籠かき歩幅に合うように配慮されたものだそうです。
南台武家屋敷にある「一松邸」からみた杵築城。
この一松邸は、眼下に別府湾が望める絶好のロケーションでした。
北台武家屋敷にある「大原邸」。杵築藩の家老屋敷で、茅葺屋根や、優雅な回遊式
庭園が残る武家屋敷です。
庭園。
日向ぼっこにちょうどよさそうな縁側。
このような土塀がそのまま残っていて、本当に江戸時代にタイムスリップ
したような町でした。
町の人たちもとても親切で、ゆったりと町の散策を楽しめました。
本日の天気。