Greetings From Japan

日々の暮らしをのんびり綴っていきます。

坂の上の雲ミュージアム

2010-06-10 20:43:52 | 旅行(Travel)



「坂の上の雲ミュージアム」


この門から入っていきます。


        

この写真の下に人の姿が見えると思いますが、ここに入場券の券売機があります。

ここで、入場券を買い、左下に見えるスロープを上って入口に行きます。

でも、どう考えても裏口のようにみえます。

この建物は建築家安藤忠雄の設計によるものです。建物全体が三角形になっていて、

来館者は三角形を描くスロープでつながれた展示室を、回遊してあがっていきます。

ずっと三角形の動きをしていたので、最後に乗ったエレベーターの形が、本当は四角

なのに、台形のようにみえました。

2Fは、「坂の上の雲」の世界をより深く知るために、小説や明治に関わる書籍を

紹介。

3Fは、小説の背景としての明治時代を年表で紹介。

4Fは、子規たちの足跡を紹介し、新聞「日本」の展開や、ジャーナリズムの

視点から日露戦争の開戦に迫った展示。

新聞記者時代の子規の様子がとても詳しくわかりました。

坂の上の雲ミュージアムを出て、少し坂をのぼって行くと、「萬翠荘」という建物

があります。

           

この建物神戸の異人館のようにみえます。

大正11年に、旧松山藩主久松定こと(さだこと)伯爵(ことという漢字が出てきませんでした。)

の別邸として建てられたフランス風洋館。

しかし、設計者は日本人です。

さらに、萬翠荘の裏手にまわり、階段を上ると、「愚陀佛庵(ぐだぶつあん)」があります。




夏目漱石が英語教師として松山中学校に赴任し、その時下宿していた上野家の離れを、

当時の雰囲気をそのままに再現したものが、愚陀佛庵です。

親友である正岡子規が療養のため居候し、1階に子規、2階に漱石が住み、52日間を

共に過ごし、2人はここで句会を開き、俳句作りに没頭しました。

しかし、ここはうっそうとした藪の中、蚊がブンブン飛んでいて、とても長居できませんでした。



本日の天気。今日はとても暑い1日でした。気温が30度を超えたところもありました。

しかし、湿度が30%くらいで、カラッとしていたのが救いでした。




























コメント
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