野球が大好きな私が、『残念なこと…』と題して書くことと云ったら、１つしかありません。
そう、野茂さんの引退、ですね。
もう一度、大リーグのマウンドで投げるところを見たかったなぁと、残念でしかたありません。
野茂さんが１９９４年に大リーグに行くことを発表した時の周りの反応を今でも覚えています。
みんなが冷ややかな目で見ていた中、渡米した彼の覚悟を「かっこいいなぁ」と思っていました。
今でも野球解説をしている有名な元投手が、「絶対通用しない！」と云い切ったことも
覚えています。（その人が解説するゲームは、今でもチャンネルを変えてしまいます。）
でも１３年間、いろいろな球団を渡り歩いて１２３勝挙げたこと、素晴らしいと思います。
１つの球団で活躍し続けることは勿論素晴らしいけれど、マイナーに落ちても落ちても復活して
メジャーにあがって来た野茂さんの不屈の精神を、これからも覚えていたいなぁと思います。
野茂さんの歩いた後に、道（メジャーで野球をする）が出来たと思います。
たくさんの投手が続き、イチローを筆頭に野手が、そして捕手までも活躍するまでになって…。
こういう貢献が評価されて、殿堂入りしないものでしょうか。
今年のヤンキースタジアムでのオールスターで、殿堂入りしている往年の選手が招待されて
すごい盛り上がりをみせていました。 野茂さんは両リーグでノーヒットノーランをしている
のだから、充分評価されていいのではないでしょうか。
野茂さんのことだから、あのはにかんだ笑顔で「そんな気持ちでやって来たわけじゃない」
とでも云うのかもしれませんが（勝手に話を展開していますが…）。
野茂さんの引退はとても残念だけど、今までの彼の活躍の陰の努力と、これからも大好きな
野球にきっと真摯に貢献して行かれることに期待して、大きな拍手を贈りたいと思います！
一緒の時代に生きていることを、大袈裟じゃなく、幸せに感じています。
