徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 朝鮮紀行~英国婦人の見た李朝末期 イザベラ・パード

2015-09-28 17:25:08 | 日記
徐仙日乗 読書 朝鮮紀行~英国婦人の見た李朝末期 イザベラ・パード 講談社学術文庫
読了 読書メーターと重複

今度はバード女史の朝鮮紀行。時代は日清戦争の前後頃。前半の最後で日清戦争準備の為日本軍が駐留する様を目撃している。そのために一旦長崎に渡って、女史の旅行は中断している。前半と後半のソウルの変貌振りが凄い。まあこれは我が国も同様なのだが。当時の日本と朝鮮、清帝国、その東北部、ロシアの関係と介入はとても入り組んでいて、ときほぐしながら、考えながら読み進めた。当時の朝鮮事情は想像以上で、色々と面白い話がてんこ盛り。日本との差異の理由は何だったのだろう。チャイナ由来っぽい貴族(両班)制度に官僚主義。為政者の治世に帰するとはいえ横山光輝の三国志に出てくる様な官吏、知事が本当に出てくるとは!ここら辺の記述はウィキぺディアでも引用されているほど。本書について面白い噂を聞いた。内容が余りにも辛辣な為、表現を捏造した英語本が有る?と云う。しかもそれを韓国攻撃の材料にしているので、判断がとても微妙。「まさかそんな事する人居ないでしょ」としておこう。でも本書を注文した動機はその噂であったのだが。特に近代史と民俗学に興味がある人は読んで損はない。

9月27日(日)のつぶやき

2015-09-28 04:27:52 | 日記

【タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書)/近藤 正高】を読んでる本に追加 →bookmeter.com/b/4062883287 #bookmeter


「通知を作った役人の文章力が足りなかった」って……。→文系廃止通知:「誤解です」文科省が火消しに躍起 - 毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20…

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