Nonsection Radical

撮影と本の空間

定期的なカラダ

2011年11月23日 | Weblog
姪っ子の学園祭に老母も行くというので、まだ十分時間があるだろうに起こされた。
仕方なく着替えをしようと衣装ボックスからシャツを探していた時に、クキッといつものあれが聞こえた。
夏の旅の最中、長岡市で起きた悲劇のアレである。
8月から3ヶ月。
年に4度の定期的な腰の疲労。
ギックリ腰である。

さあ大変とコルセットを探したが、肝心な時に見つからないのはいつもの事。
いつも置いてある場所に、こういう時に限ってない。
きっと「たべに」の仕業である。
すると老母がほらっと袋を持ってきた中にはいくつものコルセットが。
こんなものため込んでどうするんだと言いながら、その中からサイズの合いそうなものを探し装着。
ギシギシに固めて、ヨチヨチ歩いて京都へ。

姪っ子の所属するクラブの展示を見て、パーフォーマンスをするという会場へ行き、記念にと叔父としてビデオ撮影。
立っているだけで腰がギシギシするのを我慢して撮影。
途中でたまらずに手ぶれが気になるぐらい辛くなって、こんな事なら一脚でも持ってくればと後悔しながら30分ほど連続で撮影して義理は終了。
模擬店ばかりで他に見るものもないので帰ろうとしたが、姉夫婦も合流したので、再び展示を見に。
隣でやっていた水彩画の展示を見て、作者がいたのでデジカメで撮影したのを下絵に描いたでしょと訊くとその通りだとの返事。
絵のパースがレンズのパースと同じであったので気がついたのだ。
レンズのパースで描く絵はつまらないのだ。
そのつまらないという事を作者も自覚していたので、止めた方がいいと余計なアドバイス。
だから年寄りは嫌われる。

帰宅後、撮影動画の編集を始めたが、DVDに焼いても昨今の液晶テレビだとボケボケにしかならないし、ユーチューブにアップするにはBGMがあるので著作権の関係で躊躇するし、結局1080pの動画をDVDに焼いてプレゼントする事にした。
これだとパソコンで観る事が出来るが、たぶんWinだからクイックタイム動画だとそのままでは観れないのだけど、大学生ならそれぐらいなんとかして欲しい。
叔父さんは腰が痛いんだよ。


琵琶湖・沖島 12
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読み物サイト

2011年11月22日 | Weblog
ネット上にはたくさんの読み物サイトがある。
エッセイやコラム、小説、リポート、マンガなどが無料で読める。
出版社などが多いのだけど、いったいいくつぐらいあるかは想像出来ない。
また、あっても興味を引かないものもある。
それでも、リンクをたどったり、たまたま見つけたりと、少しずつブックマーク(お気に入り)が増えていく。
これらは定期的に更新されるのだけど、一定期間が来ると表示されないものもあるので、定期的に見に行かなければならない。
どこかにこれらの情報をまとめたサイトでもあると便利なのになと思っているのだけれど、一番いいのは自分でそういうサイトを作る事だ。
以前のsatoboならきっとそうしていたと思う。
でも、最近はどうも何に関しても無気力になってきて、やろうという気が起きない。
世の中には、そういう読み物サイトが気に入っている人も一定数いるのだろうから、きっと役に立つと思うのだけれどね。
やる気は起きないのだけれど、どうやったらいいかのアイデアは湧きつつある(笑)。
でも、一旦始めたら毎日かなりの時間をそれに費やさなければならない事が明白なのでやらない。
それぐらい定期的にネットに上げていくというのは根気と努力と責任がいるものだとわかっている。
やったらきっと楽しいと思うのだけどね。
だれかやってください。


琵琶湖・沖島 11
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転進す

2011年11月21日 | Weblog
昨日は雨も上がり、チャンス到来とばかりに隣町に出かけた。
ユニクロで薄い(ホントに薄い)セーターを買いにだ。
ユニクロはちょうど創業祭ということで、イヤな予感がしたので、まずブックオフへ行った(笑)。
1500円以上買うと30%引きの割引券を持っていたのだ。
でも、下調べをしていないので本のリストがなく、今日は下見だけにしておこうと。
ところが(笑)、105円以外の文庫本がすべて250円と均一セールだった。
何を手にしていいのかわからず、棚を端から眺めて行ったけど、いざとなると役立たずになる体質のため、なかなかこれはという本が見つからない。
それに出版不況のためか、新しい本はあまり古本屋へ並ばない状況もある。
短編集を見繕って、以前から探している本を見つけようとしたのだけど、いつものことで書名も作者も思い出せない。
結局見つからないし、レジに持って行ったのは、ほとんどが105円本というセールを活かせない選択となった。
ちなみに昨日は宮部みゆきの「理由」を読み終えた。

ユニクロへ戻り、店内を歩いてセーターを探し、オックスフォードシャツの値段を確認し、さてレジへ行こうかと思ったら、なんか店の中に行列ができているのに気がついた。
なんだろうなぁと思いながらもレジへ向かうと、レジからずっと行列が出来ていたのだ。
その長さ約15m。みっちり詰まった15mだ。
一瞬、ここはソ連かと錯覚したが、赤い旗は立っていないし、レジの店員も無愛想ではない。
それで日本である事がわかった。
終戦直後の闇市だったかもしれない。
ただ並んでいるのが、ほとんどオバちゃんばかりなので、現代の大阪なのだと理解した。
行列に突撃しようかと思ったが、外食券食堂じゃあるまいしと、結局転進(撤退)した。
ヘタレと呼んでもらって結構だ。
栄光の転進だ。

で、今日再びユニクロへ行ったのだ(苦笑)。
セールは今日までと知っていたのだ。
昨日の客は女性ばかりなので、男物が売り切れる事などないとの確信だ。
当然、ゆったりと買う事が出来た。
これが主夫の知恵というものだ。

ついでに同じショッピンセンター内の男性衣料品売り場も覗いてみた。
吊るしのスーツが9800円とかで売っている。
アオキやコナカよりずっと安い。
でも、客はいない。
安くてもオヤジは服装に金を使わないのだ。
それが日本経済を停滞させているのに。
もちろんsatoboも停滞に手を貸して帰ってきた。
ここでも転進したのだった。
大日本帝国男子 連戦連敗である。

琵琶湖・沖島 10
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読書と旅

2011年11月19日 | Weblog
本を読んでいると、それに関連した場所へ行ってみたくなる。
現地へ行って、本でのイメージと実際とを自ら比較してみたいのだ。
読書の良い点は、想像を巡らす事だ。
頭の中で自由にイメージを繰り広げる事が出来る。
それが映像との違いだと思う。
映像は選択されたカットにイメージが引っ張られてしまうが、文字からは自由にカットを作りだす事が出来る。
逆に、自らの想像力の貧困さが、つまらないイメージしか作れなくてという欠点ともなる。
だから、実際に現地に立つ事で、貧困な想像力を打破する必要も出てくるのだ。
そういう実体験がさらに想像力の源となる。

浪人の身なので、金銭的にも旅をする状況ではないのがツライが、自分が行けなくても、誰かが報告してもらうものを知る事も参考になると思う事にする。
さて、そういう点で震災以降、様々な旅をみんなはしているのかな?
調査不足もあってそれらの活動をあまり手にする事が出来ないのだけど、あったら教えてくださいね。
震災現地に足を運び、見聞きした事を報告している人もいるだろう。
また、別の地域へ国へ行って、体験を報告している人もいるだろう。
そういう事は、テレビなどのマスコミやプロだけがする「仕事」ではなくて、誰でも出来る事なんだから、ドンドン発表して欲しいね。
ネットいう武器もあるのだから、有効に使ってもらいたい。
特にフットワークがある若い人には期待したいね。
体力がある時には、貧乏を補える力があるのだから。
それから情報を得て、またさらに旅に出たくなるのも、悔しいけれど楽しみでもあるわけだ。



琵琶湖・沖島9
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年寄りの通販好き

2011年11月18日 | Weblog
老母がメモを差し出し、これを検索してくれと言う。
なんでもテレビの通販番組で見たクツで、評判が知りたいらしい。
なんでも検索する「検索屋ケンちゃん」であることを老母もわかってきたらしく、知りたい事はネットで検索すると「なんでも」わかると思っているらしい(笑)。
もちろんすぐに検索して報告したのだが、クツとなると実物を見ないで買う事の怖さがある事を伝えた。
このへんは、友人の保険屋キタノさんの専門知識の聞きかじりが役に立つわけだ。
もちろん足に不具合を抱えるsatoboであるから、これまでの経験からもどんなクツがいいのか実感を持ってはいる。
まあ、サンダル程度で高いものでもないので、気に入ったのなら買ってみたらと言って、送料の安いところを探して教えてはあげた。
無下に買うなと言っても、年寄りは小銭があるので、何かを買いたいという衝動があることは理解しているので、気に入れば・・・と水を差しているわけだ。

まあ、クツに不満を持つ人は多いのだけど、不満の症状はそれぞれで、希望もそれぞれで、いちがいにこれがイイと言えない。
でも、多くの人が不満を安いもので安易に解消しようとする。
専門店で高いモノを買おうとは思わないようだ。
satoboはそこそこの値段のもの(1.5~3万)を吟味して買うのだが、家人などは履いて気に入れば買ってしまい、それがレジで4万円ぐらいしてビックリし、さらに家に帰ってきてそれがブランドものであるとさらにビックリするという能天気なのだが、やはり高いクツはイイものが”多い”。
というのも、イイものをつくろうとするとやはり高くなるからだ。

そういう点で、テレビ通販というのは、イイものだけど高い、という商品は扱いづらいようで、ソコソコのものをソコソコ不満のある人に、ソコソコの値段で売るという商売のようだ。
そういうのが年寄りの小銭使いにはマッチしているのかもしれない。

satoboの場合は、24.5cmのDサイズというのが一般的に売っていないから苦労しているだけでクツ道楽ではない。



琵琶湖・沖島 8
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