Nonsection Radical

撮影と本の空間

ルールとマナーは違う

2011年11月25日 | Weblog
自転車が車道を走るようにというのが騒ぎになっているけど、何が問題なのかちっともわからない。
自転車も法規に従って走ればいいという事だ。
以上 チン!(笑)

騒いでいる話を聴くと、どうも自転車が車道を走ると危険度が増すからという事らしい。
おなじ理由で、自転車が歩道を走ると歩行者の危険度が増すから、歩道から追い出されたのさ。
まあ、追い出されたというと語弊があるので、本来走行する場所へ戻されたという事だ。

多くの人が勘違いしているのは、自転車にも法規が適用されるという事だ。
自転車はどこでもどんなふうに走っても自由で、拘束されるのはマナーだけ、というのは間違いなのだ。
自転車はマナーを守って走るものではなく、法規(ルール)を守って走るものなのだ。

法規を守って走る事で、ある程度安全は確保出来るのだ。
ある程度以上は、自動車運転者のルールを遵守させる必要性の問題だ。
だから、自転車運転者と共に自動車運転者にも運転の法規を守らせる必要がある。

とにかく自転車で法規通りに走っている人が少ない。
法規を知っていても守らない。
遵法意識がない国民だ。
そういう輩が事故を起こしても「自己責任」だ。
どんどん罰すればいい。簡単な事だ。
自転車は無法ではないのだ。

車道を走れば安全が確保出来ない?
そういう人は自転車に乗らなければイイのだ。
安全が確保出来ない人がバイクや自動車に乗っている事を想像してみれば、それがどんなに無謀な事かわかるだろう。
気楽な気持ちで自転車に乗ってはイケナイのだ。
そんな事をするから、事故を起こし何千万円もの賠償を請求されるのだ。
その金額が、どれほど気楽なものと言えるのだ。
同様に、自動車が自転車を邪険にすると、事故を起こした場合、何千万円もの賠償を請求されるのだ。
実に明確な事ではないか。
自転車にも自動車にもそれぞれ法規が存在し、それを守って走るというのが「ルール」なのだ。
その法規を知らないというのはイイワケにもならない。
たとえば、自動車運転免許の試験で、たとえ合格しても、一問だけ間違った場合、「赤信号は止まらなくてもいい」と思っていても、実際に赤信号を無視して事故を起こした場合、「だって知らなかったんだもん」は通用しない。なぜなら、法規ではそう決まっているから。
法規で決まっている事をそれぞれが守れば、事故はそうそう起きないのだ。
だから、法規を守って自転車に乗ればいいのだ。

それを法規も守らず、危険に身を晒されるだというのは、歩行者からすれば勝手な理由だ。
好き勝手に走れないのならイヤだというのは、まったく話にならない。
現実にも、歩道で好き勝手に走って、事故を起こす自転車は山ほどある。
そんな法規破りの連中のゴタクを聞く必要などない。
一旦停止無視でも、右側通行でも、無灯火でも、脇見運転でも、事故をしてたとえ死んでも、なんの問題もないじゃないか。
多くの事が、自動車運転時の事故でも、なんの問題もなく処理されている。
自転車だけ絶対に安全を確保しなければならないなんて事はないのだ。


そして最低限のルールが守られてこそのマナーなんだ。


和歌山市田野 Part2
コメント (2)
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