周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

2月24日―3月2日

2019年03月03日 | 日記・エッセイ・コラム

羽田空港第2ターミナル。飛行機に慣れた人と、いわゆる田舎もんとの違いはすぐに判る。田舎もんは離陸時に窓の外を見て興奮する。席の回りにあるスイッチやボタンに興味を示す。サービスドリンクの種類を聞き返し、何を注文するか悩む。雑誌を持ち帰る。僕はどれもしなかった。常連に見られたいからガマンした田舎もんなのだ。

 

2/24(日) 礼拝後、久しぶりに会堂の長椅子で寝た。寝たとは言っても今回はチョイ寝程度やったが。以前こんな話を同僚にしたら「皆が教会にまだ居るのに寝るの?」と驚かれたことがあったが、僕は逆になぜそこで驚くのかが分からんかった。皆の楽しげな会話の声を聞きながら会堂の長椅子で眠るなんて至福の時間やと思うんやけどなあ。やってみりゃ分かる。

 

25(月) 昨日の『辺野古埋め立て沖縄県民投票』で反対票が圧倒。にもかかわらず政府はお決まり用語の「粛々」を用いながら「工事を進める」というコメントを出した。平和を守るため武器兵器(危なくて米国では売れんオスプレイとか)を揃えて仮想敵国を威嚇し、有事のためサンゴ礁を埋め立て、自然を破壊してまで基地を置くか。全て平和のためね。ふ~ん。

 

26(火) メッチャ高いけれど背に腹はかえられん。そこで泣く泣く二千円近くもする花粉アレルギー用の目薬を買うことにした。目が痒くなってガマンができなくなってしまったからや。前にもお願いしたことがありますが、すっかり忘れておられると思うので、ここであらためて申し上げます。「教会のドアや窓の開け放しはあかんで!」。あんたらのことを言ってるんやで。

 

27(水) 回覧版を配る。後、来月の回覧二回で僕は自治会長の役目を終えることになる。配る足取りの軽いこと。花粉なんてへっちゃらさ!それは嘘。でもたった一年間やったが面白かった。特に今年度は天神祭りがあったので面白さは極みに達していた。しかし今思っても牧師なんぞによく祭りの責任を任せたもんや。ここの自治会と神社総代は只者ではないぞ。

 

28(木) 自治会長引継ぎのため、三月中に色んな報告書を準備しなければならん。思えばこの一年、慣れないパソコンを駆使して回覧を作ったおかげでワードやエクセルの機能を10~20%ほど使えるようになった。たったそれだけ?いや、それくらいが丁度ええ。これ以上上達したら仕事が増えるだけ。と言いたいが、も少し上達した方が仕事もはかどるやろな。

 

1(金) 映画を観に行くのは去年の6月以来のこと。今回は『グリーン・ブック』を観た。余韻にひたりながら昼飯を食べようとフードコートに行くと中学生で溢れ返っている。しかもガキのくせにステーキなどを食っているではないか。こら!お前ら!学生はラーメンを食えラーメンを!え、今日は卒業式?そういうことなら許してやろう。誰が何の権威で許してやるのやら。

 

2(土) 先日カープの入場抽選券でひと騒動あったが、今日は戦時下の1943年に横文字の野球用語が禁止された日。例をあげると、ストライク=よし。ボール=だめ。アウト=ひけ。ファウル=圏外。野球用語以外では、スキー=雪滑。コロッケ=油揚げ肉饅頭。カンガルー=袋鼠。マッチ=当て擦り。パーマ=電髪。コントラバス=妖怪的四弦。ご苦労なこって。