周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

1月6―12日

2019年01月13日 | 日記・エッセイ・コラム

保育園の帰りに初めて入った食堂。気分が良かったので店のお薦め上天丼1500円を奮発して注文。デッカあ~!しかし大将が言う「お客さんの姿を見て飯を少な目にしました」。今まで大食いに見られたことはあっても、少な目にされたことなど一度もない。出来るな・・・大将。僕の糖尿を見破ったか。ご厚意に応え、ふうふう言いながら意地で平らげた。

 

1/6(日) ♪受話器の向こうから聞こえる涙声~♪は中村雅俊の『心の色』の歌詞やが、かかってきた電話の向こうからしばし泣き声が続いた後、こう言われた。「明けましておめでとうございます」。そこは「すみません」とか「ごめんなさい」やろ!意表を突かれ、うろたえた僕は返す言葉がない。ま、参った!さぞかし礼儀正しい親御に育てられたお方とお見受け申す。

 

7(月) 事業団の委員会に出席したついでにマック牧師を訪問する。マックさんは今を去る六十年前、天神祭りでうどんやマーガリンを販売したと周防教会史に刻まれている。天晴というか破天荒というか、僕にはとうてい真似ができん。ところで・・・去年の天神祭りで僕が100円で販売しようとしていたジュースを知らぬ間に50円で売られてしまったことが今でも悔しい。

 

8(火) 思わぬ方々から届いた年賀状の返事を書く。「思わぬ」というくらいやから、中には「しまった!出し忘れていた」と気付く人や、「こちらから出すべきやった!」と焦る人もいるし、「なんでこの人から?」と不思議に思う人や、「またこいつか」と苦笑いする人、そして「誰やこの人?」と首をかしげる人までいる。とにかく全員に返事を書くことにした。ああ年賀状。

 

9(水) 年末の日曜日に起きた《肉まん代金未払い騒動》のことを園児礼拝で話したところ、年少~年長まで全員から「それは支払うべきである」というご意見をいただいた。そんな純真なこの子らも成長と共に「やった!得した!」と、うちの教会の連中のようになってしまうんやろなあ。そんな人にならぬためにも聖書の教えを説かねば。なんて・・・心にも無いことを。

 

10(木) 今月27日に映画評論家のマニイ大橋さんを教会にお招きし講演会を開く。しばらく映画館に行っていないなあ。でも映画館はセリフを聞き逃しても巻き戻し出来ないし、字幕を読み終わらない内に消えてしまう。だがあの大画面こそ映画の醍醐味。客の20%が見逃した時、巻き戻しが出来るシステムを取り入れられんやろうか?マニイさんに提案してみよっと。

 

11(金) 徳山市内にて新年牧師家族会。会費は3000~3500円。先日大阪で「そんなん学生の宴会や。大人の相場は最低5000円以上」と言われた。確かに教会の世界は世間から大きくズレとる。会費が安いのは良かったが料理が全然足りんかった。そこで博愛精神とやらを発揮し、自分は我慢してでも人に分け与えるのが教会の世界!そんな風でもなかったか。

 

12(土) 自分では寝相は良い方だと思っていたが、ここ毎朝毛布一枚にくるまって寒さに震えながら目が覚めてしまう。なぜそうなるのか?カメラで撮影して自分の寝相をチェックしてみたいが生憎とそんな設備はうちに無い。江戸時代、将軍が寝る時「御伽坊主」がずっと側に居たらしいが、あれはチョッこし意味が違う。それに人に見張られながら眠れる自信も無い。