周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

12月13―19日

2015年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

ジョロウグモは10~11月に産卵する。彼女も産卵終わったんかな?触れても動かず、寒風に耐えていた。みかん収穫する時は巣を動かさぬよう気を遣った。かく言う僕もクモは大の苦手やった。中2の夏、友達と二人で「キャーキャー」叫びながらクモの研究をした。そのおかげで今ではクモが大好き。教訓→苦手な物(人)は研究するに限ります。

 

12/13(日) 若い頃から教会の何が楽しみかと言って「礼拝後のひととき」こそ全てやった。それがなけりゃ僕は牧師にゃなってなかったやろな。中には礼拝が終わったら早く帰るよう促す牧師もおるらしいが、そんなもったいない!礼拝とは茶話会や昼食をより一層楽しみにさせるための前儀式に他ならない。え?違うの?またなんか変なこと書いた?

 

14(月) 今日から宇部教会の模範牧師、福ちゃんが火星に来て・・・もとい、加勢に来てくれたので、仙人・・・もとい、千人力で、未完・・・もとい、みかん畑へ。溝にハマって危うく大けがをしそうになったのは2年前のこと。今年はどんな危険なパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみや。シャッターチャンスを逃さぬよう常に写メを撮る準備をしておこっと。

 

15(火) 夜、高校時代の学食を再現して福ちゃんに提供した。作り方は至って簡単。定食はマルシンハンバーグに千切りキャベツと飯。ソバは普通の和風だしに黄色い中華麺。トッピングはかき揚げ天ぷらかトロロ昆布。当時メニューはたった二品。しかも毎日売り切れた。だから飯を争う行列ができるわ、先輩は割り込むわ、量は少ないわ。最低やった。

 

16(水) 昨日、歯医者でまた初めての体験をした。「村田さん」「村田さん!」と呼ばれてハッとする。どうやら口を開けながら眠っていたらしい。散髪屋で眠るとか、運転しながら眠るとかは日常茶飯事。教会総会で活動報告を読みながら眠ったこともある。だが子供の頃から恐怖の権化でしかなかった歯医者で眠るとは!僕も立派に成長したもんや。

 

17(木) ついにやってきた氷点下の季節。しかもいきなり-2.5℃。でも今年はやや遅いな。白い息を吐きながら今日も大島へ。寒風吹きすさぶみかん畑。ここにもしっかり生き抜いている無数の虫がいる。カメムシ,クモ,小さな甲虫類,バッタ,ゴキブリ類,ケムシ類,その他色々。人類代表としても音をあげるわけにゃいかん。ここは狭いパラダイス。

 

18(金) みかん収穫がついに完了!今年は表年(オモテドシ)。たわわに実ったみかんで黄色いクリスマスツリー状態やったが、今は緑の葉っぱ一色。夕暮れの海岸通りを瀬戸の花嫁を口ずさみながら家路へ。福ちゃん、忙しいクリスマス前に(え?暇やった)日当も交通費も無しで今日までご苦労さまでした。せめて頭を撫でてあげるべきやったかな。

 

19(土) 来週22日に大阪の母が来山する。妹が言うにゃ「今からめっちゃ興奮してるで。寝られへんみたいやで」とのこと。僕もその遺伝子を受け継いでいるが、それでも眠れんのは旅行やイベントの前夜だけ。そこまで楽しみにしてくれるのはええけど、そんな母が山口で何かとんでもない粗相をするのではないやろか・・・。僕は今から心配で眠れんぞ。