とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

道の駅「米沢」

2018年06月30日 | 日記

 山形県は三方を深い山脈に囲まれ、西側は日本海である。峠は長大トンネルで他県とつながってはいるものの、積雪も多くいずれも難所で交流、物流の妨げになっている。
 アメリカの元駐日大使のライシャワー大使が昭和63年、英文詩に「山形ー山の向こうのもう一つ日本」を寄稿して話題となった。自然と人間が健全なバランスをとっている、そのような「もう一つの日本」に日本全体なることを望みますと締めくくっている。高度経済成長から外れ、独自の文化に共鳴されたのかも知れない。
 県内の高速道路は、全てでつながっていないが、栗子トンネルが開通し、米沢市の道の駅「米沢」が県南のゲートウエイとして、予想を超える活況を呈している。開通し2か月足らずで30万人突破したと報道され、実際、県外ナンバーの車が多く見られ、まさに南の玄関口になった。山形が新鮮に見えたのだろうか。この輪の広がりを期待したいものだ。
 高速道路の開通に合わせたゲートウェイが数多く計画されている。東北中央道の北の玄関口では新庄市、日東道の北は遊佐町が東北一の「道の駅」を狙っており、南は鶴岡市が計画している。「もう一つの日本」も変わろうとしている。

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